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2006年01月16日

ドラマ「くいたん」

1月は、新しいドラマのラッシュ!
 
初回に一番 力を入れるだろうから、
私も情報収集しつつ、
見損なわないように、注意して、
携帯のタイマーをしかけたりしながら、
いくつかのドラマを、気をつけてみていました。
 
無類の「ドラマ好き」なのですっ、私は!
 
ドラマが、というより、
そこで繰り広げられる、
人間模様と、人の心の動きを見るのが、ものすごく好き!
 
1月スタートのドラマで
一番気に入っているのは、「くいたん」です!
 
「くいしんぼう探偵」を略して、「くいたん」。
 
東山紀之さんが、主役で、
超大食いの探偵を演じます。
ずっと、ずっと食べ続けてます。
 
番組としては、
探偵ものの、紐解きのおもしろさと、
目においしそうな食べ物が入ってくる楽しさ、
両方が味わえるので、
ヒットするだろうな、と思って、
このドラマがスタートするのを、
私は楽しみに待っていたのです。
 
また、
女性たちの中には、体重やスタイルをきにして、
バクバク、 好きなだけ食べ続けるわけには
いかない人もいると思います。
そんな自分のかわりに、東山さんが、
際限なく、1日中食べ続けるのを見るのは、
密かなストレス解消になるのかもしれません。
 
あ~、こんなにバクバク食べても、
太らないんだ、この人・・・
うらやましぃ~、私もいつかやってみたい・・・
みたいに。
 
さて、
このドラマ、とってもすがすがしくって良い番組でしたよっ。
 
というのも、
一つ気に入ったことが!
 
演出の一つでもあるのでしょうが、
東山さんが、食事のシーンで、必ず
食べ物の前で、両手を合わせて、
いただきます、と感謝してから、
食べ始めるのです!
 
それを見た、隣の人も、あわてて
手を合わせるシーンもありました。
 
幼稚園では、教えてくれたけど、
それっきりになっている人、多いのでは?
 
ちなみに、
食べ物の前で、手を合わせるのは、
日本では西の方の習慣です。
独自に、調べてみたところ、
岐阜から西の人は、手をあわせる教育を受けています。
長野から東の人は、もともとその教育や習慣がない人が多いです。
 
 
心でお礼を言って、 手を合わせて感謝してから
おいしくいただく、
こんな当たり前のことを、
さわやかに、楽しく教えてくれるドラマがあったでしょうか?
 
また、エンディングもよかった!
 
東山さんは、犯人をつきとめ、自白させるのですが、
警察に、連行することはしないのです。
で、どうするか。
本人が自首する可能性にかけるのです。
もちろん、最後は、犯人が警察に自首して、
警察から焼肉をご馳走になる、って話。
 
そういう性善説なの、いいですねっ。
 
 
さて、私は、
世の中の100名以上の人に、 発信するものは
すべて社会的責任がある、っと思っています。
 
それが、テレビ番組や、ラジオ、新聞、ならもちろんのこと、
メルマガやサイトなどインターネットのメディアであったとしても。
 
ですから、
いくら視聴率がとれても、
世の中に良くない影響を与える番組を作ることには、
疑問を感じるのです。
 
昔から、火曜サスペンスなど、 殺人のドラマは
あったと思いますが、
あれらは、微妙な人間の感情の機微がテーマでした。
最近、それらとは違った意味で、
命の価値や、 人の人生を軽視しているような
番組やドラマが多いようで、気になるのです。
子供がいる身では、特にそう感じます。
 
たとえば、
同様に1月にスタートしたドラマ「白夜行」。
 
「気持ち悪い話だよ・・オススメしないけど・・」
という子供たちの反対を押し切って、
ストーリーを知らずに、見て、
その気持ちわるさにびっくりしました。
 
第一回目から、
子供が親を殺すシーンでスタートするのですっ。
しかも、
好意を寄せている女の子(小学生)を、
自分の父親が、 ヌードにして写真を撮っているのを
目撃した男の子(小学生)が、
思い余って、父親を刺し殺す、というストーリーです。
 
しかも、
経済的事情により、
女の子のお母さんが金銭のためにそれを仕組んだ、
というストーリー仕立てです。
 
すべてを悟ってて、 妙にさめた目で状況を受け入れる
女の子の冷めた目が、非常に悲しく、
強烈に訴えます。
 
こんなドラマを小学生が見たら、どう思うのでしょうか?
ドラマの製作側っていうのは、
社会的責任を感じないのか、不思議です。
そんなことを言っていては、商売にならないのでしょうか。
 
また、仕事を終えて、土曜日の夜、 11時ころ
テレビをつけると、もっとすごい番組をやってました。
 
「人を殺してもいいのか?いけないのか?」
っていうテーマで、
ゲストが喧々諤々話し合う、っていう番組です。
びっくり仰天して、
8分くらいみていて、本当に慌てて、
OFFにしました。
 
慶応大学在学中という女子が、
「殺してもいい」という論理で、顔を出して、 とうとうと
語るのでした。。
 
うっかりテレビを見て、影響をうけては、
たいへんだ・・・
そう思いました。
 
私は、アメリカでも、 ゲスト参加型のトークショーを
(英語の勉強のために)よく見てましたが、
この手の社会的に問題を感じるテーマは一切ありませんでした。
 
最初は、抵抗を感じていても、
繰り返されるうちに、それを感じなくなり、
慣れてしまい、
世の中、こんなもんだ、と思うようになるかもしれません。
 
「ありえない!」と思えるうちに、
こういった番組は「退治」しておかないといけないと思うのです。
 
それとも、
そういった選択も、視聴者の責任なのでしょうか。
だったら、本当に番組を選べるようにしたい、と思うのでした。
 
 
とにかく、
血と、殺人と、暴力が出てくる
テレビや映画が大嫌いな私です。
 
家で子供たちに、
「くいたんは、いい!
それ以外のドラマは見ちゃダメ!」
と言えとでもいうのでしょうか。。

投稿者  : 16:34

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