こんにちは。
吉野真由美(よしのまゆみ)です。
電話でのアポ取りで、好かれ、信頼され、期待される。
そして、会ってからはスムーズに話しが進む。
そんなことができればいいな、と思いませんか?
そうですよね。
ですが、実際問題、多くの営業は逆のことをしてしまっています。
電話でのアポ取り1つで、嫌われ、信頼もされず、
期待もされず、しかたなく会ってもらっている、といった具合に。
そこで今回は、このような状態を防ぐべく、
アポ取りの禁じ手と、成功を掴む2つのマナーについて、
お話していきたいと思います。
従来ではOKだったが、現代ではNGな話し方
- 「ごあいさつだけでもさせてください」
- 「名刺交換だけでもさせていただけると嬉しいです」
- 「5分か、10分だけでもお時間いただけませんか?」
- 「近くまでいくので、ちょっと寄っていいですか?」
- 「そちらの地区をまわっているので、遊びにいってもいいですか?」
これらのアポの取り方、従来であればOKでしたが、現代では全てNGです。
今の人々はこれらの言葉に反応しません。
目的があいまいで不明確というばかりか、これらを聞いたお客様は、
「そんなわけないでしょ!本当の目的は何なの?」って
電話の向こうで思っているはずです。
現代では、従来の方法では、全く通用しないのです。
では、今どきの成功するアポ取り、好かれ、信頼され、
期待されて初回訪問を果たすには、どんなアポ取りをするのが良いのでしょうか?
順を追って説明していきたいと思います。
アポ取り成功を掴む2つのマナー
アポどりを成功させる。
そのためには、まず営業から
アプローチを受けるお客様に立場に立ってみましょう。
もし、お客様の立場に立ったのなら、
- 目的が明確
- 役に立ちそうで、自分にメリットがある
以上の2つがなければ、絶対に人に会おうと思わないものです。
ではこの2つのことについて、
具体的にどういったことなのか、詳しく説明していきましょう。
目的を明確にするために
今の人々は、情報をいうものに対して価値を感じます。
そして、売り込みは受けたくないけど、
情報を収集するのは良いことだ、という認識があります。
そこで・・・
- 「~~の件で、情報提供させていただければと思います。」
- 「○○さま、~~について情報収集のひとつとして、ぜひ1度お話を聞いてみてくださいませ!」
- 「~~について、情報提供させていただければと思いますので、15分ほどお時間くださいませ。」
このように電話で言うことによって、
来る目的が何なのかがハッキリわかります。
そして、アポどりが上手くいくだけでなく、
訪問時にも、世間話しでお茶をにごすことなく、すぐに本題に入れます。
相手の時間を奪うことなく、非常に上手にアポをとることができるのです。
役に立ちそうであることを伝える
私は、アポ取り時の明確なルールをもっています。
それは「メリットを伝えるのであって、商品説明をするのではない」ということです。
具体的に言いますと、
- その商品を使ったらどんないいことがあるのか?
- どんな素敵な未来が待っているのか?
を、短い言葉で伝え、想像させてあげるのです。
こうすれば、商品説明をせずとも、お客様が自然と聞く姿勢に移ってくれます。
説明とメリットの違いを認識しよう!
しかし、よくこのような質問をいただくことがあります。
- 「電話でどの程度、商品の説明をしてからアポを取り付けるのでしょうか?」
- 「商品説明をしっかりする必要があると思っているため、電話の時間ばかりが長くなって、結局アポが取れずにおわります。何がいけないのでしょうか?」
これでは、アポが取れないのも無理はありません。
上記2つの質問は、メリットを話そうとしているのではなく、
「説明をしたい!」という欲求が見え隠れしています。
繰り返しになりますが、アポ取りの電話は、
メリットを伝えるのであって、商品説明が目的ではありません。
アポ時に、商品説明の時間が気になったり、
内容を濃くしようとしたくなりますが、ここの本質を履き違えてはいけません。
つまり、「アペタイザーで味見はさせても、
メインディッシュでお腹をいっぱいにさせてはいけない」ということですね。
では、どのようにして、メリットを伝えていけばいいのでしょうか?
そのことについては、次回記事で紹介しています。
よろしければそちらもお読みください。
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