今年3月の出来事でした。
営業革命final・営業大学の受講者である
桜井澄美さんから突然、連絡がありました。
「営業活動できなくなりました。
しばらく仕事を休みます」と。
驚いた私が連絡をとったところ、
なんと、
ご主人のご実家が火事で全焼したとのこと。
そして、ご主人のご両親様が、ご自分のマンションに
しばらく同居することになった、と。
しかも、介護が必要な状態、と。
「それはたいへん!」と、慌てつつ、
「あなたのお母様も、
たしか
認知症で介護が必要だったわよね!?」
と、尋ねると、
お父様が亡くなった後、
お母様の認知症はすすみ、
被害妄想なども出ていて、
本当にたいへんな状態。。
特別な施設に入っていて、
そのために、
毎月10万円以上、お金がかかる。
それもあって、
桜井さんは
お掃除会社の営業の仕事をがんばっていたのに・・・
「仕事を休むのは、しかたがないですね。
まずは、環境を整えましょう。
いつか、また、がんばれる日が来ます。
その時、
もう1度がんばりましょう!」
と、私は言いました。
この先、いったいどうなってしまうのか???
同居のすまいのことも、
ご主人のご両親のことも、
認知症のお母様のことも、
そして、
働かないと収入が途絶えるでしょうから、
お金のことも、
すべてが心配でした。
3月、4月・・・仕事を休むしかない桜井さん。
しばらくは、
他の受講者仲間が桜井さんに連絡しても、
返事がこない日が続きました。
せっかく営業の仕事をがんばっていた
受講者が、
こういう形で、
仕事を辞めなければならないのか・・・
いったいどうしたら良いのだろう・・・
と、
私は、歯がゆく、
解せない思いでいっぱいでした。
でも、桜井さんは、めげなかったのです。
お掃除会社の営業職員として、
かつて、
飛び込み営業で、法人の新規開拓を
やり続けてきた桜井さん。
ゴールデンウィークには、
過去の名刺を引っ張り出して、
徹底的にアポ取りに専念したのでした。
この時のアポ取りトークは、
営業大学のビデオ講座で
学んだもの。
手帳にびっしりとトークを書きため、
いつでも見て、
話せるようにしてありました。
そして、5月の手帳をアポでいっぱいにして
スタートを切りました。
当然ながら、
お掃除会社の営業は競合します。
1件の顧客企業に対して、
平均して大手5社が入り乱れて
提案、相見積、見積合戦・・・
これが普通です。
でも、桜井さんは、強かった。
営業大学で学んだ、
「悩みズボシトーク」で、
確実に顧客の心をつかみ、
競合しても、
1位に選ばれ、勝ち、
確実に契約をいただいたのでした。
結果、どうなったか??
7月初旬には、
お掃除の会社で
1月から6月までの成績で
全国1位になり!
会社で表彰されていました。
3月、4月、営業活動が
できなかったにも関わらず、です。
介護などの苦労を乗り越えての
全国1位をお祝いしたく、
私は、六本木ヒルズクラブで
スペシャルなチャイニーズのコースを
ご馳走しました。
でも、その時、私、
桜井さんの顔つきが冴えないことに気がついたのです。
ふと、質問してみました。
「これから先も、
この会社でがんばっていきたいと
思っているんですよね?」と。
すると、なんと0.5秒後に、
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「いいえっ!!」と
はっきりした返事が帰ってきたのでした。
少し驚く私に、桜井さんは、
収入面での不満を訴えました。
そのお掃除会社は固定給の会社。
だから、
どんなにがんばっても、
月手取り約20万円とのことでした。
お母様の介護施設のお金を
毎月10万円以上支払ったり、
家のローンだって残っている。
それで、必死に、
アポ取り、プレゼン、クロージングと
営業活動をして、
手元に全くお金が残らないのは
あまりにつらい。
自分も疲れてボロボロ。
いつも同じ古いスーツを着っぱなしで、
エステやマッサージにもいけない。
年齢とともにいたんできた
歯も治したい・・・
同じ営業の仕事をがんばるなら、
もっとしっかりした収入を得たい!
そう思って当然です。
営業大学 受講者に
外資系生命保険会社で、
全国トップのマネージャーとして
表彰された、西山まゆみさんがいらして、
セミナーで会っていたので、
西山さんが、桜井さんの相談にのってくれました。
いろんな条件が合い、話しは進み、
桜井さんは、
9月に外資系生命保険会社に入社されました。
勉強して、試験に受かったのが9月末。
その後、
飛び込み営業で活動していた時の
お客様の名刺をたばね、
ご連絡を取り、アポを取り、
営業大学で学んだトークで、
顧客を惹きつけ・・・
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↓
10月には、個人保険だけではなく、
法人向け保険も獲得し、
気づけば、営業所で1位、
支社で1位になっていたのでした。
1位のトロフィー、
会社からのプレゼントの上質なペン・・・
あの、3月の火事で全焼の時、
お母様の介護で悩んだ日々には、
想像だにできなかった
素敵な人生の幕が開けたのでした。
人生は、時に、とんでもないことが起こります。
「まさか!?」の連続かもしれません。
でも、そんな時に、
ちゃんと勉強して、がんばれば、
しっかりした報酬を得られる営業の仕事は
有り難いですね。
自分で自分の収入をコントロールできる!
それが営業の仕事の魅力だと思います。
もちろん、売れなければ、
収入は減ります。
でも、失礼な言い方かもしれませんが、
私から見れば、
売れない人って、
はっきり言って、勉強不足、努力不足、行動不足、
です。
営業のトーク
(アポ取り、プレゼン、クロージング)
を勉強し、
日々の活動の量を自分で決め、
自分で、毎日一定の量の活動をこなす、
そこから
数字を作り出すしかないのです。
会社に愚痴、文句を言って、
自分がいかに恵まれない環境にいるか、と
訴えるのに費やす時間があったら、
営業スキルを磨く勉強をするべきです。
老親の介護をしながら、
桜井さんは、それをしました。
多少は勉強にお金も使いました。
でも、それは、
「絶対に営業の仕事で成功して
稼いで、この程度のお金は回収する!」
という
強いモチベーションも生みました。
学んだトークを実践にいかそうと、
手帳に書き込み、
日々それを眺め、自分のものにして、
営業活動に臨みました。
その結果が、
生命保険の契約で
たくさんのお客様の人生を満たすこと、
自分がお金の心配なく
暮らしていける人生をもたらしたのです。
私自身も何もないところからスタートしました。
大学卒業して22歳、
人脈も縁も友だちもいない東京に
たったひとり出てきて、
営業活動を開始しました。
当時、教えてくれる人はいなかったから、
トークはすべて自分で考えました。
玉砕しながら、
どんなふうに営業でトークすれば
お客様の心を惹きつけることができるのか?
必死にかんがえ、
チャレンジ、玉砕、チャレンジ、玉砕・・・
そのうち、ぱかっと蓋があいたように
突然、目の前が開けて、
契約がいただける、
そんな経験をしてきました。
うまくいかない時には、
こう考えました。
「夜が明ける前が、一番暗い」と。
間もなく、夜が明けるから、
それまで
がんばって営業活動を続けよう、
と。
確かに明けない夜はなかったです。
営業の仕事で得たお金で
家のローンを完済し、
こどもたちふたりの学費を払い、
バイリンガルに育て、
留学させ、
いろんなことがあって
シングルマザーになったものの、
再婚も果たし、
年老いた義父の介護もありますが、
今なお、私もチャレンジを続けています。
「自分が一番つらい状態にいる」
「私ほど、つらい人はこの世にいない」
「会社は、ひどすぎる」
と、思うこともあります。
でも、そう思っていても、何も生まれません。
「今、自分にできることは何なのか?」
「何をやったら、もっと稼げるのか?」
「どうしたら、ハッピーになれるのか?」
それを考えて、
答えを見つけて、日々実践!
自分の人生は、自分で変えていくしかない!
営業大学では、たくさんの受講者が集い、
困難を乗り越え、成果を出し、
ハッピーな未来を築いていっています。
そんな受講者のストーリーを
これからもご紹介していきますね。
次回もどうぞお楽しみに!
桜井澄美さん↓の声 動画54秒
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