営業ビジネスマナーのコツ13「成功する営業マンの服装」

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こんにちは。
吉野真由美(よしのまゆみ)です。

あなたは、仕事中、
「服装をしっかりと着ている!」
という自信がありますか?

営業マンにとって服装とは、ものすごく重要なものですし、
社会人であれば、普段の身だしなみは気をつけたいものです。

そこで、今回からは数回に分けて「服装に関するお話」をしたいと思います。

男性編・女性編と用意してありますので、ぜひ参考にしてくださいね!

営業マンは見た目が第一

ご存知の方も多いと思いますが、メラビアンの法則というのがあります。

  1. 話しの内容(ヴァーヴァル)
  2. 話し方(ヴォイス)
  3. 見た目(ヴィジュアル)

この3つの観点について、約300人の人間に人の話しを聞いてもらい、
翌日になって、何が一番印象にのこっていたか?ということを調べた実験のことです。

そして、”何が何%印象に残ったか”調べたところ、驚くべき結果が出ました。

なんと、

  1. 話しの内容は7%
  2. 話し方は38%
  3. 見た目は55%

となったのでした。

営業で人に会う、プレゼンをする、となると、
ついつい話しの内容、中身に気持ちがむきがちです。

しかし、メラビアンの法則によると、話し方と見た目で93%
話しの内容はたった7%しか印象に残らなかったのです。

私たち営業マンにとっては、話の中身以外のものが、
いかに重要であったのかを気づかせてくれる実験でした。

見た目が9割だから、服装に気を付ける!

では、見た目はどこで判断されるのでしょう?

それは、9割が服装です。

なぜなら、人のカラダの9割は
洋服で覆われているからなのですね。

そして、自分の「見た目力」をコントロールすることができたら、
ビジネスにどれほど良い効果があらわれることでしょう。

実際、「洋服を変える・上質にする・好感度の高いものにする」ことで、
信頼され、結果を出し、稼げる営業に変身することは可能です。

営業にとって服装とは、全く侮れないものなんですよ!

男女ともに、服装は3段階のレベルがある

男性、女性ともに、営業の現場において、
服装には3段階のレベルがあります。

この3段階をあるひとつの基準によって、使い分けていきます。

3段階の詳しい説明は次回以降お話ししていきますが、
まず、どういった服装でいくべきか、その判断の基準から申し上げたいと思います。

営業マンがするべき判断基準

営業という「人を動かす」仕事の中で、
まず一番どうでもいいことは「自分にとってどうか?」ということです。

  • 自分がそれを好きか、嫌いか?
  • 自分にとって、快適か、そうでないか?
  • 自分が気分がいいか、悪いか?

こういったことは、一番後回しにするべきです。

そのかわりに、一番大切に考えるべきは、
「会う相手にとってどうか?」ということです。

  • 相手がそれを好きか、嫌いか?
  • 相手にとって、それは、快適か、そうでないか?
  • 相手がそれを見て、気分がいいか、悪いか?

このように、営業マンであれば、
「人から見てどうか?」ということだけを判断の基準にして、服装を選ぶべきです。

会う相手に服装のレベルを合わせる

営業の仕事の第一目的。

それは、目の前の人を動かすことです。

そのためには「自分にとってどうか?」を、捨てることが大切です。

たとえば、このようなことがありました。

男性の服装には、”スーツのネクタイをはずした服装”というのがあります。

ベンチャー企業の経営者もこのような服装をしていることが多いですし、
それを真似てか、若手社員たちも、同様の格好をしているものです。

自分も相手も同じ服装であれば、問題はないでしょう。
価値感が共有できるとすらいえましょう。

しかし、この服装で、銀行などの金融機関を訪問するとします。

その銀行では、慣習として、多くの人が
スーツにネクタイであることが殆どですから、
「いいなぁ、この人は・・・ラクな服装を選べて。」
軽い嫉妬をされる方もいるでしょう。

さらに、自分たちとは別世界の人、と思うかもしれませんし、
価値観があわないかもしれない、と感じる方もいるでしょう。

つまり、服装をまずいったん、レベル1~3に分類したあとは、
会う相手の服装はどれにあてはまるのか?を推測し、
できるかぎりそこに照準を合わせていく。

もしくは、絶対に相手よりカジュアルにならない、
ということを工夫する必要があるのです。

では、この続きは次回記事でお話をしたいと思います。

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吉野真由美
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吉野真由美 プロフィール

吉野真由美とは?

吉野真由美

吉野真由美プロフィール

プレゼン話し方研究所株式会社 代表取締役 日本テレアポ検定協会 代表 国際医療経営学会 代表 日本プロスピーカー協会 認定プロスピーカー 選択理論心理学会員 ドクター佐藤富雄「口ぐせ理論実践塾」 認定講師

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「営業大学」学長、営業コンサルタント、プロ講演者、営業研修講師、 同志社大学経済学部在学中は、応援団チアリーダー部に所属。応援団副団長を務めスタッフのモチベーションアップを体得。 卒業後、生命保険、コンピューターの営業を経て、世界最大手の英語教育会社に入社。 約100万円の英語教材をどんどん即決契約し、3ヶ月でトップセールスとなり、営業管理職に昇進。自ら培った営業のセールストークを部下に教えたところ、 ゼロから立ち上げた営業組織を、5年間で売上20倍に(年商約20億に)拡大し、最年少で役員に昇格。 日本プロスピーカー協会、認定プロスピーカー試験に過去最高得点で合格(2005年5月現在)。 2005年、英語教育会社を退き、企業研修と営業コンサルティングのプレゼン話し方研究所(株)を設立。 代表取締役社長に就任。 「営業のカリスマ」、「テレアポの女神」と言われ、営業研修や講演が人気に。 企業での営業研修や講演は約2000回、受講者は30000人以上となる。 2013年1月、DVDやCD、ネットでのビデオ講座配信や、リアルなセミナーで営業が学べる 「営業大学」を開校し、ビジネスマンや経営者の業績拡大をサポートし、 全国の受講者やファンから強い支持と高い評価を得ている。 ビジネス書でも、アマゾン総合1位、紀伊國屋新宿本店ビジネス書ランキングで1位のベストセラー 「商品がなくても売れる魔法のセールストーク」(ダイヤモンド社)を始めとする 24冊の著書を発表し、うち6冊は海外にも翻訳出版され注目を集める。 新著「営業するなら人の財布を心配するな!」が、アマゾンのセールス・営業部門で1位になるなど、 高い評価を得ている。

【営業研修・講演の専門分野】 テレアポ、電話営業、セールストーク、モチベーションアップ、プレゼンテーション、 ビジネスマナー、クロージング

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