営業ビジネスマナーのコツ25「有力者に高確率でアポを取る方法」

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こんにちは。
吉野真由美(よしのまゆみ)です。

企業の経営者など、自分よりはるかに目上の方に対して
「アポイントを取り付けよう」とする時ありませんか?

そのような時というのは、

  • どのような言い方をすれば失礼がないのか
  • 実際有効なアポが取れるのか

など、迷いますよね。

しかし、いくら考えても、

  • 相手に対する自分のメリット
  • こちらから情報提供するもの

も見つからず、

「自分は今すぐ直接的に
相手にお役立ちすることなど到底できない・・・。」
と、卑下に感じてしまうことがあります。

でも、この人に会いたい!会ってお力をいただくことができたら、
きっと良い発展につながるだろう!と思ったとします。

このような場合、どのように言ったら無理なく、
失礼なく、アポイントを取り付けることができるのでしょうか?

そこで今回は、有力者に高確率でアポが取れる
とっておきのコツ
というお話をしたいと思います。

明日から、あなたもできる
非常にシンプルなことですので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

自分に実力が無くても、まずは気持ちを率直に伝える

自分に実力がない。でも実際にお会いしたい。

もし、そのような気持ちが本当にあるのなら、
ウソなく率直に訴えるのが良いでしょう。

虚言や虚飾は、それが剝げ落ちた時に、
かえって信頼関係を損ないます。

そのため、

  • 「~~の件でメリットのあるご提案ができます!」
  • 「~~の商品のご案内をさせていただきたいと思います。」
  • 「~~で有効な情報提供をさせていただきたい!」

これらの言葉はNGです。

自分よりはるかに成功されている方や
目上の方には、不躾に移ることでしょう。

自分中心な、ずうずうしい売り込み活動か?と
間違えられてもしかたありません。

こういった場合には、もう少し謙虚にいくのが良いのです。

アポ取りのコツ:「教えてください」

私は「教えてください」という言葉でアポをとるようにします。

たとえば、
「わたくしこのたび~~~の新規事業での展開を視野に入れ、
準備に入っているところです。○○さまは、~~の分野で
たいへん深い見識とキャリアのある方とお聞きいたしました。

つきましては、たいへんお忙しいこととは思いますが、
よろしければ20分ほどお時間をいただいて、~~について、
少しでも教えていただけませんでしょうか。ご教授いただければ幸いです。」

このように本当の理由を申し上げて、アポを取るようにしています。

有力者の方は、応援したい精神を持っている

このような話をすると、”「教えてください」といって、
そう簡単に人が「教えてあげよう」になるかしら?”
思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、本当の意味での有力者の方々というものは、
「後に続くがんばる後輩を応援したい!」
というお気持ちを持ってらっしゃる場合も多いものです。

最初は、仕方なさそうに時間をとってくださるかもしれません。

でも、真摯な態度で接し、真剣に情報収集させていただくことで、
相手の心を動かすこともあります。

また、「教えてください」と教えを請う姿というものは、
相手の「力の欲求」を満たす行為(認められたいという欲求)でもあるわけです。

誰しも、自分が求められたら嬉しいものですよね。

もちろん、「教えてください」といって、
必ずしも時間をとってくれる訳ではありません。

中には断られる方もいらっしゃるでしょう。

ですが「教えたくない」と断られるのも、ひとつの経験、勉強です。

将来もっと、その方のお役に立てる自分になってから
再度チャレンジしてみよう、というので、良いのではないでしょうか。

きっとその際は、あなたを認めてくれるはずですよ。

いただく面談時間は30分以内が目安

また、いただく時間は30分以内をご提案するのが良いでしょう。

理由は、人々の手帳の中は、お忙しい人でも
せいぜい30分刻みでスケジュール管理されているからです。

そのため、「15分ください」もしくは
「20分いただけませんでしょうか」というと、
「じゃぁ、それくらいなら」とYESをいただくことができます。

そして、15分か20分でアポをとったとしても、
結果として、その方のお時間30分をいただくことができるものです。

有力者が「会ってみたい!」と思ったあなたは、
15分そこらでは計り知れない、魅力を兼ね備えているでしょうからね。

「無理」と自分でバリアを作らず、まずは行動を

何にせよ、まずはアクションが大事です。

もしあなたも、「絶対にお会いしたい!」と思う方がいらっしゃるのなら、
何かしらアポをとることをお勧めいたします。

その際は、ぜひ「教えてください!」と一言おっしゃってみてくださいね!

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吉野真由美
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吉野真由美 プロフィール

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吉野真由美

吉野真由美プロフィール

プレゼン話し方研究所株式会社 代表取締役 日本テレアポ検定協会 代表 国際医療経営学会 代表 日本プロスピーカー協会 認定プロスピーカー 選択理論心理学会員 ドクター佐藤富雄「口ぐせ理論実践塾」 認定講師

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「営業大学」学長、営業コンサルタント、プロ講演者、営業研修講師、 同志社大学経済学部在学中は、応援団チアリーダー部に所属。応援団副団長を務めスタッフのモチベーションアップを体得。 卒業後、生命保険、コンピューターの営業を経て、世界最大手の英語教育会社に入社。 約100万円の英語教材をどんどん即決契約し、3ヶ月でトップセールスとなり、営業管理職に昇進。自ら培った営業のセールストークを部下に教えたところ、 ゼロから立ち上げた営業組織を、5年間で売上20倍に(年商約20億に)拡大し、最年少で役員に昇格。 日本プロスピーカー協会、認定プロスピーカー試験に過去最高得点で合格(2005年5月現在)。 2005年、英語教育会社を退き、企業研修と営業コンサルティングのプレゼン話し方研究所(株)を設立。 代表取締役社長に就任。 「営業のカリスマ」、「テレアポの女神」と言われ、営業研修や講演が人気に。 企業での営業研修や講演は約2000回、受講者は30000人以上となる。 2013年1月、DVDやCD、ネットでのビデオ講座配信や、リアルなセミナーで営業が学べる 「営業大学」を開校し、ビジネスマンや経営者の業績拡大をサポートし、 全国の受講者やファンから強い支持と高い評価を得ている。 ビジネス書でも、アマゾン総合1位、紀伊國屋新宿本店ビジネス書ランキングで1位のベストセラー 「商品がなくても売れる魔法のセールストーク」(ダイヤモンド社)を始めとする 24冊の著書を発表し、うち6冊は海外にも翻訳出版され注目を集める。 新著「営業するなら人の財布を心配するな!」が、アマゾンのセールス・営業部門で1位になるなど、 高い評価を得ている。

【営業研修・講演の専門分野】 テレアポ、電話営業、セールストーク、モチベーションアップ、プレゼンテーション、 ビジネスマナー、クロージング

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