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2008年07月09日
売れる本、売れない本
(↑紀伊國屋新宿本店、営業本のコーナーにて)
昨夜、次の本のことで
いつもの信頼できる編集の方と
打合せをしていました。
次の本もがんばって作るぞぉ~
リアルにお役に立てるものを書くぞ~
と、はりきっています。
お盆の時間を有効につかって、
ということになりますかね!
さて、そのときに驚くべきことを聞きました。
ちょっと前は
営業本って売れる、
っていうのが
通説になっていたじゃないですかぁ。
でも、最近、
営業本を作っても売れない、そうです。
「吉野さんは、
営業本を書いて売れる
数少ない人になんです。」
と言われました。
営業で悩んでいる人が多いから、
営業の本は売れる、って
思っていましたから、
意外でした。
何か新しい傾向がみえたときは
常に、その理由を分析しないと気がすみません。
で、なぜ、
ここにきて、営業本が売れないのか?
検証してみました。
あるひとつの理由がみえてきました。
それは、私の本の読者の意見によるものです。
このような意見をよく聞くのです。
「世の中の営業本は、たいがい
営業の仕事で成功した人が
自分にしかできないノウハウを
自慢気に書いているものがほとんど。
結局、読んだって
マネできないし、ヒントにならない。
他人の自慢話を読んだってしょ~がない。
でも、
吉野さんの本は、
ヒントが満載だし、
僕たちにも使える、
実践的なノウハウや方程式が
たくさん書いてある。
実際試してみたらうまくいった。
だから、吉野さんの本は出るたびに買い続けるんです。
これからも僕たちに役に立つ本を書いてください。」と。
これって、
ホンネだなぁ~と思いました。
自分が言いたいことを言う
書きたいことを書く
ではなく、
相手が何を求めているのか?に着目し
それを満たす内容を
具体的に使えるノウハウとして提供していく、
私は、
本を書いても、
講演、研修をしても、
これが、ベースなのです。
この姿勢をこれからも
続けたいと思うのです。
やはり、
いかに人の役に立てるか?が、
その人の価値だと思います。
投稿者 吉野真由美 : 09:57