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2011年01月29日
「その時、自分を支えてくれた曲」
ってありますか?
私にとってそれはミスチルの曲なんですよね。
昨夜久々にカラオケ行ったんですが、
仲間のひとりが歌ってくれた
「雨のち晴れ」って曲です。
この曲が流行った当時、私は営業の第一線でがんばっていて、
千葉県を担当していました。
朝も昼も夜も、平日も土日もおかまいなしにテレアポして、
毎日2件プレゼンし、約100万のものを毎週4件契約!
休みは3週間に半日!、みたいな生活が
つづいていました。
営業の仕事は売れると楽しいし感動も多いけど、
良いことばかりではありませんでした。
大雨の日曜日にがんばって行ったところで玉砕・・・
帰り道どしゃぶりの中、気がつくと私の顔も涙でぐっしょり、
みたいなこともしょっちゅうでした。
そんなとき私を支えてくれたのがこの曲だったんですよね。
歌詞の中に、
「もうちょっと もうちょっと がんばってみるから
ねえもっと ねえもっと良いことがあるかな」
という部分があって、
うまくいかない日には、この曲を聴いて、
「そうだ!もうちょっとがんばったら絶対に良いことがある!」
と、信じて、
もう1件、もう1件とお客様のところに行ったものでした。
仕事は成果に見合った報酬制度でした。
当時の私は、
お金もたくさん欲しかったし、
買いたいものもいっぱいあったし、
海外旅行の目標もありました。
認められるのは嬉しかったし、
仲間との競い合いもハンパなくハードで刺激的でした。
全エネルギーをつぎ込み仕事に邁進していました。
なにより、
とりたてて特技も取り柄もなかった私が
唯一、最初からうまくいったのはなぜか営業の仕事だったんです。
だから、「私にはこれしかない!」という思いでがんばってました。
この曲を聞くと、
あの頃いつも車で走っていた
千葉の京葉道路や国道14号、357の光景がよみがえってきて、泣きそうになるんです。
苦しくて、何度もやめようと思いながらも、
やめるわけにはいかず、
石にかじりついてがんばっていたあの頃がフラッシュバックして。
しかし、そのうち時間は流れ、
仕事はいち営業から営業管理職、役員へと変化し、
今では、経営者になり企業で営業研修や講演をする立場となりました。
この曲を聞いて思い出し、気づいたのは、
精一杯、死ぬほどがんばった経験って宝だな、ってこと。
今、営業研修で教えている営業のスキルとノウハウは、
この頃に自ら開発し、仮説と検証、工夫を重ね、
培ったものがベースになっています。
あきらめムードの中途半端な努力では、
得られるものはゼロかもしれません。
でも、とことん努力すると、絶対に何か手に入るんですよね!
やっぱり人生、「雨のち晴れ」ですよね!(^ー^)v
投稿者 吉野真由美 : 15:14