*YouTube関連動画:営業のコツ講座6
「買う人を見極める方法」吉野真由美セミナー動画を
この記事の一番下に掲載しています。合わせてご視聴ください。
営業のコツ講座6「売れる見込を見極める方法」
こんにちは。
吉野真由美(よしのまゆみ)です。
あなたは最近、
自分の営業成果に満足していますか?
このページを見ているということは、
あまり満足してないかもしれないですね。
でも、その理由が自分にあったらどうでしょうか?
先日、営業研修先で、とある営業マンから、
まさに今回のテーマにピッタリな質問をされました。
そしてその彼。
物の見事に「見込み客に対する判断を誤っている」タイプの方でした。
そこで今回は、
「どうやって買いそうなお客様を見極めるか?」
について、営業マンの質問を例にしながら、話ていきたいと思います。
私と一緒に「営業のコツ」を勉強して、
益々成果が出せるようにしていきましょうね。
営業研修先で体験した、とある話
私は普段、企業で営業研修をしているのですが、
必ず営業研修する前に、その企業に務めている社員の方にインタビューするんです。
- ・どんなことでお困りなのか?
- ・どんな悩みがあるのか?
- ・どんな時に、何を話したらもっと売れるのか?
それを見極めるために、ヒアリングするんです。
そんな時に、ある新人営業マンが、こんなことを言ったんです。
1-1.新人営業マンの悩みとは?
「一生懸命で、営業活動をかけているけれど、
意外な人が買って、意外な人が買わないんです。」と。
このような悩みを打ち明けてくれました。
ちなみに、この会社は、
法人向けにコンサルティングサービスを販売している会社でした。
しかし、私は新人営業マンが言った、
「意外な人が買って、意外な人が買わない」
この言葉が、ちょっと気になりました。
そこで、彼に質問したんです。
「あなたは、どんなお客様が買うと思っているの?
また、どんなお客様が買わないと思っているの?
買いそうじゃないと思っていたのに
買ってくれたお客様って、どんな人だったの?」と。
1-2.見込み客の”判断の仕方”に原因が!
すると彼は、こう答えました。
「電話では、すごい無愛想で。
会ったらもっと感じが悪くて。
なんでこんな人にアポが取れたんだろう、
と思うぐらいだったんですけど、
その人が、鮮やかに申し込んだんです。」
だから意外な人が買う、と答えたそうなんです。
さらに、彼が続けました。
「逆もあるんですよ。
すごく感じが良くて、すぐにアポが取れて。
絶対いける!って上司にまで報告したお客様が、
意外にも検討続きになってしまい、申し込みが頂けなかったんです。」
そこで、私は言いました。
「あなたは、お客様が感じが良いか、
感じが悪いかで、見込みを判断しているんですか?」
すると彼は、「あっ!」と言って、
「あまりそれは良くないことですよね。」と返事をしました。
1-3.感じの良し悪しは関係ない!
そうなんです。
感じの良いこと・悪いことは、
見込みの有無には全く関係がありません。
もしかしたら、とっても感じがいいお客様は、
「断る自信がある」お客なのかもしれない。
逆に、電話でも無愛想。
会っても目を合わせないようなお客様は、
「キチンと話を聞いてしまったら心を動かされてしまうから、
自分の心を牽制するように、ワザと無愛想に振舞っている」
そのようなタイプの見込み客なのかもしれません。
このようなケースも考えられるため、
感じの良し悪しを判断材料にするのは、おかしいですよね。
では、どのようにして見込み客を見極めるのでしょうか?
見込みを見極める、たった1つのコツ
お客様を感じが良い悪いではなく、
見込みを見極める方法は、ただ1つです。
「相手に質問を投げかけて、
質問に対して返ってきた答えによって見極める」
これだけなんです。
というのも、私たち営業は、
お客様の思い描く未来像を聞き出し、
それに対する悩みを解決するための
サービスや商品を提供していくものです。
ですから、そのような質問に対して乗り気の場合は、
「思い描く未来像を今すぐ叶えたい!」
という欲求があるお客様ですから、見込み客に。
反対に、質問に対して乗り気でなければ、
「思い描く未来像を叶えたい!」
という欲求がまだ弱いお客様ですから、
必然的に見込み客ではなくなります。
見込み客ではないお客様には、
違ったアプローチをする必要がありますが、
「質問を投げかけ、返ってきた答えを判断する」
まずは、このことを、しっかり理解いただければと思います。
まとめ:見込み客を見極める質問を!
今日も、色んなお客様に会うことと思います。
そこで大事なのは、
「お客様の感じの良し悪しで判断するのではなく、
相手に質問をし、そこ回答によって見極める」のでした。
あなたも、新人営業マンと、
同様のミスを犯していないかどうか、
注意することから始めてみてください。
そして、お客様の反応に振り回されずに、
しっかりと自分のプレゼンをしていってくださいね。
今日も、あなたのご活躍を期待しています。
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