こんにちは。吉野真由美(よしのまゆみ)です。
時々、こんな風景を目にすることがあります。
待ちに待ったその日!何度も電話をかけ、Xさんに、ようやく取れたアポ。
場所を前もって確認し、時間に遅れることなく、きちんと到着し、受付に挨拶。
そして、会議室に通され・・・。いよいよ、まもなく憧れのXさんに面会。
さぁ、これで商談がすすめば、ビッグなチャンスと、少々鼻息を荒くして、待つこと数分。
ところが、Xさんがいらっしゃってから、いざ、立ち上がって名刺交換をしようと思うものの…。
緊張のあまりか「あれ?名刺入れ、どこにしまったかな?」と、かばんをゴソゴソ。
焦れば、あせるほど見つからず・・・。あれを出したり、これを出したり。
しばらくしてから結局、名刺入れはかばんの底から出てきたものの、
なんだかしょっぱなから醜態をさらしてしまって恥ずかしくなる。
ただでさえ緊張しているのに、その後のプレゼンで実力を発揮できなくなってしまう・・・。
あなたも、一度ならず何回か似たような経験をしたことがあるかと思います。
私も新入社員の頃、同じような体験をしました。
そこで私は、2度と同じ失敗をしないように
「ビルの1Fでやるべき三か条」というものを作り、
商談をスムーズに行うための前準備をするようになりました。
緊張しがちな営業マンは必見の内容となっておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
緊張は誰でもする!だからこそ「準備」を!
企業訪問、商談、面談・・・。
そういった場では、緊張感が走るものですし、
そのせいで、落ち着いた行動ができなってしまうものです。
でも、考えてみてください。
人間、誰でも緊張するものです。
「全く緊張しない」なんて人はいません。
ましてや、
- 初めての目上の方のお会いする
- 以前から一生懸命アポをとった相手に面会する
そんな時に、「平常心を保つ」なんて至難の技です。
ですが、「事前準備」をすれば、極力緊張感を減らすことができます。
私は、このことに気づき、ある習慣をするようになりました。
「ビルの1Fでやるべき三か条」で緊張をほぐす!
私が行なった「ある習慣」とは…。
- ビルの1Fに到着したら、コートを脱いで、たたんで持つ。
- かばんから名刺入れを出す。
- 名刺3枚を出し、名刺入れにはさみ、すぐに出せるように準備する。
これら3つの行動をするようにして、その後にビルの中に入るようにしました。
前回記事で「冬場に気をつけたい企業訪問時のマナー」について紹介しましたが、
コートを脱いでから入るのは基本中の基本。
また、名刺交換は、初対面での印象を決める重要な場です。
言わばビジネスマンとして当たり前の行動なのですが、
準備をしっかりしていれば「今日もしっかり準備できているぞ!」
という気持ちを生み出すことができるため緊張感がほぐれるのです。
すぐに名刺を出せる準備して、万全の状態に!
ビルの1Fでこのように振舞う理由は、緊張感をほぐす”だけ”ではありません。
名刺を3枚出し、はさんでおくのも理由があります。
先方が1名と思って1枚のみはさんでおくと、
他の方もいらっしゃった場合どうなるでしょうか?
もし、足りない名刺を、名刺入れから
不器用に取り出すことになったら、みっともないですよね。
そうならないためにも、3枚はさんで、
名刺入れからすぐ出せるようにしておくのです。
どんな時でも120%実力発揮できる自分でいるために事前準備をしておく。
社会人であれば、しっかりと心がけたいものですね。
まとめ:ビルの1Fから見られているつもりで
今回お話した内容は、ビジネスシーンの様々な場面で当てはまります。
しかし、緊張していたり、商談内容について考えすぎていると、
大事なことを忘れてしまうことがあります。
そうならないために、まずは落ち着いて基本に立ち返る。
そして、ビルに入る前に一度気持ちを整理することが大切です。
あなたも、受付が見えてから準備するのではなく、
「ビルの1Fから商談が始まっているのだ」
という気持ちで企業訪問をするようにしてくださいね。
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