こんにちは。吉野真由美(よしのまゆみ)です。
アポイントが取れると嬉しいですよね。
でも、せっかくとれたアポイントも、
信頼関係を築ける有効で確実な面談があって
始めて実りあるものとなります。
そこで、直接会いに行くわけですが、
その際「客先に何時に着けばいいんだろうか?」と
不安になりませんか?
企業を訪問するのか、一般家庭を訪問するのかによって違ってきますが、
ビジネスマンであれば、たった1秒の遅刻でも許されません。
時間に関するマナー。
あなたは、しっかりと理解できていますか?
企業への訪問時間のマナー
まず企業に関してですが、
お約束の時間の10分~15分前に到着するのがマナーです。
実際には5分前に到着するのが好ましいですが、
10分~15分前に到着した場合でも、
「○○さまに、○時にお約束の○○㈱の○○と申します。
少し早く着きましたが、待たせていただければと思います。」
と受付で挨拶を済ませ、そのまま訪問させていただきましょう。
しかし、都市部では、電車などの交通機関のトラブルで
不通になるケースが多々あります。
もちろん自分が悪いわけではありませんが、
時間が後に延びることによって、先方の予定がたてこんでいて、
面談がパーになったりしては、元も子もありませんよね。
そうならないために、交通機関のトラブルも考慮して
スケジュールを立てておくこともお忘れなく。
一般家庭への訪問時間のマナー
一般家庭を訪問するのであれば、企業とはまた事情が違ってきます。
家の中にいる人は、約束の時間ぎりぎりまで
訪問者がやってくるための準備や片付けをしていることが多いからです。
時間より早く訪問者がやってくると、かなりあわてふためきます。
「え~!?これからあと10分で
~~を片付けようと思っていたのにぃ~」という具合に。
そこで一番良い方法は、約束時間の10分~15分前に
到着できるようにスケジュールを組む。
少し前に到着したら、その上で上手に時間をつぶし、
約束時間ぴったりにチャイムを鳴らすということです。
仮に、少し早めに着いてしまった場合は、
「お約束のお時間は○時ですが、少し早く到着してしまいました。
今からお伺いしてもよろしいでしょうか?それとも、○時にお伺いいたしましょうか?」
と電話で尋ね、ご意向を伺うと良いでしょう。
時間に遅れそうな場合に取るべきマナー
残念ながら、いかに工夫しようとも時間に遅れそうになる場合があります。
そのような場合は、
-
- お約束の時間の前までに遅れそうであること
- 遅れる場合は何分ほど遅れるか
という2点を連絡する必要があります。
これが最低限のマナーです。
しかし、先方にも都合があります。
いたしかたない理由で遅れるのは仕方ないですが、
遅れることが確実になったのであれば、
たとえ1時間前であっても連絡するべきです。
「○○さま、○時のお約束でしたが、申し訳ございません。
スケジュールが少しずれこんでおりまして、
そちらに到着するのが○時○分になりそうなのですが、大丈夫でしょうか。」
と、早急に連絡し、先方の都合に合わせるのが好ましいです。
また、時間が大幅にずれ込み、遅れそうな場合には、
1回だけではなく、現況をお知らせするという意味で
「今ようやく~~につきました。あと○分で到着するかと思います。」と、
2回目の電話を入れるのも悪くありません。
絶対に遅れたくないのであれば・・・。
「時間管理が下手で遅刻の常習」という方もいらっしゃることでしょうし、
運の悪いことに、そういうときに限って不慮の出来事もおこりがちです。
そのような方は、
「約束の時間の30分前に到着する」と最初から決めておきましょう。
そして、
- アポ取り
- やることはなかったか?TO DOリストへの記入
- 今後のスケジュールの確認
など事前準備をする時間に当て万全の状態で訪問しましょう。
時間ギリギリに到着すると、何も準備できないばかりか、
気持ちの余裕も無くなってしまうので、少し早めに着くことをお勧めします。
遅刻は”相手の時間を奪う”ということを忘れずに
訪問時間のマナーから、遅刻した場合の対応までお伝えしてきました。
なお、私は講演者ですので、100%絶対に遅刻は許されません。
そのため、移動中に何があっても良いように、
約束の時間の1時間前に会場に到着しておくようスケジュールを組みます。
そして忘れてはならないことは「遅刻は相手の時間を奪う」ということです。
相手にも予定があるので、相手の時間を重んじ、
それに対して配慮できるか、ということを常に意識するようにしてくださいね。
そうすれば、自ずと遅刻しないための行動を取るようになるはずです。
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