こんにちは。吉野真由美(よしのまゆみ)です。
相手先を初めて訪問する場合、当然事前に下調べをしますよね。
その時、ほとんどの方が企業のHPなどを見て調べるのではないでしょうか。
- 資本金の額
- 設立年
- 社長様のプロフィール
- 業種、業態
- 年商
- 社員数
など。
色々と覚えおく必要がありそうですが、
私は、初対面の出会いのときは必ず先方の会社について話すようにしています。
そこで今回は、初めて訪問する企業ではどういったことを話すべきなのか、
具体例を交えながらお教えしていきたいと思います。
相手のハートを15分で掴むことも可能な会話術ですので、
ぜひしっかりと学ぶようにしてくださいね。
相手企業の〇〇を調べ、話題にする
先ほど述べたとおり、初対面の時、
私は、先方の会社について話すようにしてきました。
では、どんな内容だったのかと言いますと、
相手企業の「すごさ」「すばらしさ」「特別である点」について話していました。
現代社会において、生き残ることはできている企業は、
どの企業も何かしらすごい特徴があります。
また、人は皆、自分や自分の会社に一番興味があるもの。
ですから、初対面で上記のことを話題にすると非常に効果的なのです。
話題を出すベストなタイミングとは?
話題について下調べをしたものの、
一体どのタイミングで話すが良いのでしょうか?
意外に思われるかもしれませんが名刺交換をし着席したその瞬間です。
ここでいきなり、先方の企業について話し始め、敬意を表します。
このアプローチは、あきらかに世間話とは違いますよね。
前回記事でも紹介しましたが、
世間話というのは現代では不要なものですし、
敬遠されがちな営業手法です。
では、先方企業についての話すと、どうでしょうか?
相手は、自社のことが話題の中心なので、
目をキラキラさせて聞いてきます。
それだけではなく、自社のすばらしさを話題にし、
それを認める私たちのことを、少し好きになることも分かっています。
どうでしょう?
初対面の掴みとしてはバッチリだと思いませんか?
明日使える!企業の凄さを伝える例文集
話題の下調べはできたものの、人によっては時間がなくて、
「どのように話を組み立てたらいいのかわからない」
といった方もいらっしゃるかと思います。
そこで、今回は5つの例文を用意してみました。
内容を少しいじれば、明日使うこともできますので、ぜひ参考にしてみてください。
1つ目の例文
「御社は、創業が○○年と伺いましたが、すばらしいご発展ですよね!
この短期間にこの分野でこれだけのご成長をとげられた、というのは、
業界でも話題であり、驚きなのではないでしょうか?」
2つ目の例文
「御社の商品の○○は、すばらしい目のつけどころですよね。
ニッチな世界とはいえ、業界を席巻されている、
というのは、本当にすごいことだと思います。」
3つ目の例文
「HPを見させていただいたんですが、
社長様の理念が明確に伝わってきました。
モノ作りに対するすごいこだわりが、着実に愛用者を増やし、
発展してこられたひとつの理由ですよね。」
4つ目の例文
「御社は、○○地区の○○の分野でナンバーワンなんですね。
すばらしいと思いました。」
(たとえ日本一でなくても、エリアを狭めることで、
ナンバーワンな何かを見つけることができます)
5つ目の例文
「御社の社長の○○さま、本を出されてますよね。
以前読ませていただきまして、とても感銘を受けました。
憧れの方の会社にお伺いさせていただくことができて光栄です。」
早速明日から15分で相手のハートを掴もう!
私が今回紹介した方法は、すべて、
お客様の企業の「すごさ」を話題にしています。
一見シンプルなように感じるかもしれませんが、
「すごさ」を事前に見つけ、
それを初回訪問の最初の会話で話題にとりあげる。
そして徹底的に認める。」
これがインターネット時代の成功する初対面の会話術なのです。
あなたも、初対面だからといって世間話をするのではなく、
最初の15分は、まず相手の企業の「すごさ」にポイントをおき、
会話してみてはいかがでしょうか?
例文を使って、早速明日から取り入れてみてくださいね。
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