こんにちは。吉野真由美(よしのまゆみ)です。
ビジネスシーンでは、
場面に応じて様々なマナーがあります。
特に、日本という国では「マナーはできて当たり前といった風潮」がありますね。
知らなかったでは通用しない、なんてケースもあります。
あなたは、どのような場面でも
しっかりとしたマナーをする自信がありますか?
そこで今回は、
「受付」と「会議室・応接間」で覚えておきたいマナーについて、
お話ししていきたいと思います。
少しでも不安がよぎった方は、この機会にしっかり学んでおきましょう!
受付の電話から、すでにビジネスは始まっている!
最近では、受付に電話が設置してあるところが増えてきましたね。
自ら担当部署に電話をかけ、呼び出してもらうわけですが・・・。
この段階では、多くの方が気を抜いたままなのではないでしょうか?
そのため、自分の名前と会社名だけ答えるだけの方や、
仕事のエンジンかかっておらず、ボソボソと話ている方もいらっしゃいます。
しかし、実はこの時すでに、ビジネス上の出会が始まっているのです。
受付の方をはじめ社内の人というものは、
”誰がどんな話し方だったのか”印象をよく記憶しているものですし、
アポを取った相手に、あなたの印象とともに伝えることがあります。
その時に、
「ちょっと暗くて低い声で、よく聞こえませんでした。
ボソボソ陰気な感じの方みたいです。」
と伝えられたら、あなたの第一印象は最悪です。
”受付においてある電話だから”と高をくくらず、
イキイキした明るく、聡明な印象を与えるように努力しましょう。
「○○部の○○様に、○時のお約束で参りました。
○○株式会社の○○と申します。」と明確に伝えるぐらいが丁度良いですね。
会議室・応接室で気をつけたいマナー
さて、受付が終わると、会議室や応接室に通されるかと思います。
ですが、席に座るまででも、たくさんのマナーがあります。
まず、入室時。
立ち止まって「失礼いたします」といってから入ります。
これは、皆さん良くご存知だと思います。
でも、”どこに座れば良いのか?”。
このことに関しては、不安な方も多いのではないでしょうか。
どこに座れば良い?席に関するマナー
”どこに座ったらいいのか”ということですが3つの方法があります。
①すすめられた場所に座る
こちらが来客者の場合、社内の方は上座をすすめられるでしょう。
その場合は、そのまま上座で待ちます。
すでにお取引があったり、
双方対等にメリットがある立場であるのであれば、
これでいいでしょう。
②いったん下座に座って待つ
初めての訪問の場合、いきなり上座に座って待つのは気が引けます。
その場合は、いったん下座に座っておき、面談の相手がいらっしゃるのを待つ。
その後、上座をすすめられてから上座にすわりなおす。という流れです。
③立ったまま待つ
立ったまま待ち、面談の相手が来て、すすめられて初めて座る。
これが、もっとも丁寧な対応となります。
面談が初回であり、
こちらが営業で先方が目上の方なのであれば、
3をオススメいたします。
上座?下座?間違えないように図で確認!
上座と下座。
何となく聞いたことはあるものの、少し不安・・・。
そんな方のために、基本的な上座、下座に関する図を用意しました。
この機会で覚えてしまいましょう!
〜ポイント〜
一般的に、3つのポイントで上座を判断します。
- 入り口から遠い席
- 絵がある場合は、絵を正面から見ることのできる席
- 長椅子がお客様用、肘掛け椅子が社内用
待っている間にしておくべきこと
相手を待つ間は、挨拶と面談で使う資料を準備しておきましょう。
テーブルの上に、名刺入れと、最初にお出しする資料を整えておきます。
お茶などを出していただいた場合には、
面談者が来るまで飲まない、というのが一般的です。
相手がいらっしゃったら。〜好印象を与える対応〜
最後に、相手がいらっしゃった時の対応についてお話しします。
立って待つ場合は、かばんは床においてかまいませんが、
座って待つ場合には、入室されたらすぐに立ち上がり、挨拶します。
また、かばんやコートの置き場所にも気をつけるのでしたね。
かばんは床におきます。
間違っても、椅子やテーブルの上にはおきません。
そして、コートはたたんで、そのかばんの上に置くのがマナーです。
営業で行くのであれば、たとえすすめられても、
先方の応接室にあるコートかけやハンガーにかけるのは遠慮しましょう。
常に見られている意識を持ち、万全の対応を
今回は、受付・会議室・応接間での基本的なマナーについてお話ししてきました。
たとえ一瞬の気の緩みであっても、相手に態度として示してしまったら、
それがあなたの印象として映ってしまいます。
誰しもが、相手に対して良い印象を持たれたいものです。
「仕事をしている間は常に見られているのだ」という意識を心がけ、
凛とした気持ちで仕事をするようにしてくださいね。
スマホでここをクリック!【無料のLINE講座】「営業のコツ」を友達追加して受け取る!
関連記事:営業ビジネスマナーのコツ5「仕事の成功・失敗」を左右する振る舞いとは?
関連記事:営業ビジネスマナーのコツ4使い分けたい時間のマナー
関連記事:営業ビジネスマナーのコツ3「「ビルの1Fでやるべき3箇条」
関連記事:営業ビジネスマナーのコツ2「企業訪問で女社長を怒らせた行動とは?」
関連記事:営業ビジネスマナーのコツ1「1秒で不採用!NG行動とは?」
是非フォローしてくださいね