営業のコツ講座「商談クロージングトーク」

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「商談で成功するクロージングトークとは?」を
この記事の一番下に掲載しています。
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営業のコツ講座「商談クロージングトーク」
こんにちは。
吉野真由美(よしのまゆみ)です。

営業セミナー、講演活動などを通して、
みなさんから様々な質問をいただきます。

その中で、
「商談で色々なお話をした後、
一体どのように締めくくったら良いのですか?」

という質問がありました。

確かに、締めくくりの言葉は、
多くの営業マンにとって悩みのタネ
なのかもしれません。

いきなり契約書を出して、
「書いてください!」
という訳にはいきませんし、

「お願いします!」と言うのは、
どこかおかしい
ですよね。

ですが、いざその場になってみると、
なかなか上手い言い回しが出てこないものです。

そこで今回は、
”どんな言葉で締めくくったら良いのか”
という悩みを解消するため、
営業の商談クロージングトークのコツについて、
お伝えしたいと思います。

私の営業時代の決めゼリフ

営業の商談の時、私には、
いつも使っていた”決めゼリフ”がありました。

自社の商品やサービスについて色々お伝えして、
「もう自分の集中力も切れそうだ・・・!」となり、

そして、「お客さんも、もうこれ以上聞けない・・・!」
というところまで商談が進んだ時のことです。

お客様の欲しがり度が沸騰して、
ぐらぐら沸騰して煮え繰り返って、
噴きこぼれる寸前まで持って言ってから、
最後の決めセリフを、このように言うのが営業のコツでした。

「良いな〜!と思わなかったら、やらないでください!」

今まさに商品を購入しようかどうか迷っている
お客様に対して、ハッキリとこう言っていたのです。

ビックリしたお客様に、さらに一言!

すると、営業マンの口からなかなか聞かないセリフのためか、
お客さんはビックリして、顔を上げるわけですね。

そして営業の私は、そのあげた顔に向かって、
こう続けて言うのがコツです。

「でも逆に良いなあ〜、やってみたいな〜!と思ったら、
真剣に考えて、すぐ良いスタートを切って下さい。」
と。

営業中は必ず、この2つの決めゼリフを、
セットとして使っていました。

申込書の出し方にも一工夫を

そして、2つ目の決めゼリフと同時に、
お客様に対して、「紙」を出し、「ペン」を手渡す
のが売れる営業のコツです。

この「紙」とは、もちろん申込書のことです。

注意点として、紙をそのまま渡すだけではいけません。

笑顔で瞬きせず、にっこりと笑って、
紙とペンを差し出す
ようにしましょう。

ちょっとしたことですが、
成果の出せる営業マンを目指すのであれば、
小さな所作1つでも、蔑ろにせず、
お客様に良い印象を与ることを心がけてください。

ペンを受け取ったお客様は〇〇!?

さて、ペンを差し出した後の説明に戻ります。

ここからも、非常に重要です。

というのも、ペンを受け取るか受け取らないかで、
お客様の深層心理がわかる
からです。

では、ペンを受け取ったお客さんは、
一体どういう心理状態なのでしょうか?

実は、申し込みをしようとしているのです!

つまり、「お申込書を書く人」です。

ですから、ペンを受け取っていただけたら、
”やったー!”と心の中で喜んでくださいね。

質問に対しても笑顔で

そして、ペンを受け取った人はこう聞いてきます。

「これ、書くんですか?」と。

もちろん私たち営業マンは、
断る必要なんてありませんから、
「はい!」と言って答えます。

この時も、にっこり笑って、
飛び切りの営業スマイルで
答えるのがコツです。

また、「みんな書いてるの?」
といった質問もきます。

こちらも、先ほど同様に、
「はい!」と言って答えます。

後は待つだけ!

ここまで来たら、
もうお申し込みは目の前です!

営業側からは、特に何もせず、
ただお客様が名前を書くのを待ってて下さい。

そして、お客様がペンを受け取り、名前を書い瞬間、
「ああ、これで今日の商談は上手くいったな」
ホッと胸を撫で下ろせるのですね。

まとめ:スムーズな営業商談を行おう

今回は、商談の締めくくり方についてお話ししてきました。

その場その場で臨機応変に対応できるのがベストですが、
毎回本調子を出せるような人はいません。
私は、自分の型を作るのが営業で成功するコツだと
思ってやってきました。

あなたも、ぜひ今回の締めくくり方をパターン例として、
「自分の営業スタンス」を確立していってください。

いきなりトップ営業マンになれる人なんていませんから、
まずは真似ることから始められてみてはいかがでしょうか。

今後とも、皆さんのご活躍をお祈りしてます。

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著者一覧

吉野真由美
こちらがオススメの書籍です
全国の企業にて、講演、営業研修、営業コンサルを開催しています。

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吉野真由美 プロフィール

吉野真由美とは?

吉野真由美

吉野真由美プロフィール

プレゼン話し方研究所株式会社 代表取締役 日本テレアポ検定協会 代表 国際医療経営学会 代表 日本プロスピーカー協会 認定プロスピーカー 選択理論心理学会員 ドクター佐藤富雄「口ぐせ理論実践塾」 認定講師

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「営業大学」学長、営業コンサルタント、プロ講演者、営業研修講師、 同志社大学経済学部在学中は、応援団チアリーダー部に所属。応援団副団長を務めスタッフのモチベーションアップを体得。 卒業後、生命保険、コンピューターの営業を経て、世界最大手の英語教育会社に入社。 約100万円の英語教材をどんどん即決契約し、3ヶ月でトップセールスとなり、営業管理職に昇進。自ら培った営業のセールストークを部下に教えたところ、 ゼロから立ち上げた営業組織を、5年間で売上20倍に(年商約20億に)拡大し、最年少で役員に昇格。 日本プロスピーカー協会、認定プロスピーカー試験に過去最高得点で合格(2005年5月現在)。 2005年、英語教育会社を退き、企業研修と営業コンサルティングのプレゼン話し方研究所(株)を設立。 代表取締役社長に就任。 「営業のカリスマ」、「テレアポの女神」と言われ、営業研修や講演が人気に。 企業での営業研修や講演は約2000回、受講者は30000人以上となる。 2013年1月、DVDやCD、ネットでのビデオ講座配信や、リアルなセミナーで営業が学べる 「営業大学」を開校し、ビジネスマンや経営者の業績拡大をサポートし、 全国の受講者やファンから強い支持と高い評価を得ている。 ビジネス書でも、アマゾン総合1位、紀伊國屋新宿本店ビジネス書ランキングで1位のベストセラー 「商品がなくても売れる魔法のセールストーク」(ダイヤモンド社)を始めとする 24冊の著書を発表し、うち6冊は海外にも翻訳出版され注目を集める。 新著「営業するなら人の財布を心配するな!」が、アマゾンのセールス・営業部門で1位になるなど、 高い評価を得ている。

【営業研修・講演の専門分野】 テレアポ、電話営業、セールストーク、モチベーションアップ、プレゼンテーション、 ビジネスマナー、クロージング

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