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2006年04月17日

売りやすい商品、売りにくい商品

膨大な量をこなすことで
見えてくるものがあります。
 
私は日々、営業研修や
モノを売ることに関わって
お手伝いをしているのですが、
突然、ふと ひらめいたのが
本日のテーマです。
 
この世には、あきらかに
売りやすい商品と、
売りにくい商品がある!
ということに・・・
 
それは、
値段や、また商品の質の良さ、
会社の信用とは
まったく関係がありません!
 
とにかく、人が興味をもって
飛びついてくるか、どうか?
そして、それにお金を払うかどうか?
ってことなのです。
 
売りやすい商品とは???!!!
 
明確に、基準があります!
 
それは!!
 
一つ目!
 
人の
悩み、苦悩、困惑、不安に、立脚した商品、
ということ、なのです!!
 
たとえば、
私が売っていた幼児英語教材は
これにあてはまります。
 
親自身が、
自分が英語で苦労し、 悩んだ経験のある人が
子供に英語教材を買うのです。
もちろん、
英語で苦しむ大人の人口が多いから
幼児英語教材が売れるのです。
 
(いかに英語の必要性を感じていても、
自分が英語で悩み、 苦しんだ経験の浅い人は
買わないんですよ。)
 
 
また、本屋さんで、
営業や経営の本はたくさん売れます。
なぜでしょうか?
 
営業で、
どうしたらもっと売れるんだろう?
いかにしたら、もっとアポが取れるんだろう?
経営で、どうしたら、売上を伸ばせるんだろう?
悩み、苦しむ人の人口が多いからです。
そういう人のお手伝いをする、
ということで、
営業の本は、価値があるのです。
 
 
「興信所」っていうのも、今、伸びてるそうですね・・・
私は、直接関わったことはありませんが、
聞くところによると、
かなりの金額にもかかわらず、
相当な数の申し込みがあるそうです。
その理由は、
もちろん、人の悩み、苦悩、困惑に
立脚したサービスだからです。
 
 
自己開発セミナーもそうです。
自分でうまく生きていくことができない・・・
ビジネスでいかに成功したらいいのか?
どんなふうに生きたらいいのか?
どんなふうに恋愛したらいいのか?
そういう
悩み、困惑をかかえた人が
料金の多少にかかわらず、確実に集まります。
そして、悩みを解決して、
答えをみつけて帰っていきます。
 
 
日本は、保険大国と言われていますが、
保険もある意味、
これにあてはまります。
保険は、人の基本的な不安、漠然とした心配を解決し、
多くの人の人生に貢献できる商品です。
 
(保険は、形がない商品だから、売りにくい、
なんていう人がいますがそれはウソです!
形がないからこそ、
イマジネーションだけで売れる
保険は、日本人には、売りやすい商品です!)
 
 
さて、高額商品の代表、
着物、宝石、絵画はどうでしょうか?
 
これらは、悩み、苦悩とは関係がありませんが、
見栄と二人三脚です。
また、
マニア、大ファン、はまってしまう人・・ というのが
いるのも事実です。
 
また、1度買った人が、
次々と欲しくなり、一つだけではおさまらず、
2つ、3つ、4つとリピートしてしまうのが特徴です。
 
悩み、不安とは、関係がありませんが、
見栄や幸福感とつながっている、
これが二つ目。
大事な要素なんです。
 
 
子供の教育のもの、
塾、予備校、教材には、
親はたくさんお金を払いますよね。
なぜでしょうか?
 
答えは明確です。
子供の勉学や、進路、成績で本気で悩み、
また、
子供の進学、進路、将来には、
親の見栄が深くかかわっているのもいなめません。
 
将来、子供を苦しめたくない!という気持ち、
そして、
子供の成績、学歴=親の責任、見栄、 幸福感
という気持ちがあるからです。
 
よって、
教育には、多額のお金を、 おしげもなく
親は払うのです。
 
先日、
補正下着の会社で、営業研修をしましたが、
これも、まさにそうですね。
 
出産などで太ってしまって、
なかなか体型が元に戻らない苦しみ、悩み、
そして、
痩せて、綺麗になって、もっと愛されたい、
という見栄や欲望、それを得た場合の幸福が、
補正下着を買わせるのです。
すばらしいことです。
そういう人は、ぜひ、
補正下着やサプリメントを買うべきですね!
買って、綺麗になって
悩みから解放され、
素敵な愛を掴んでほしいですねっ!
 
 
逆に見えてくるものがあります。
 
今後のビジネスの展開を考えるなら、
考慮にいれてもらいたいと思います。
 
人の悩み、苦悩、困惑、の解決
もしくは、
人の見栄、欲、幸福観を満たす、
そういう商品が
売りやすい、
自然と買う人が寄ってきて売れていく商品だ、
ということです。
 
 
では、逆に
これらの条件を満たさない商品であった場合は
どうしたらいいのでしょうか?
 
それは・・・
 
かなりお金をかけて、
それに興味をもっている人をマーケティングし、
見込み客を確定すること。
 
そして、
ひとたび、見込み客をみつけたら
地獄の果てまで追い掛け回すつもりで、
徹底的にフォローし、
食いついて、二度と離さない!
そういう、しつこい、クロージング主体の、
強烈な、即決型のプレゼンを
展開する、ということです!
 
以上。。
 

投稿者  : 22:34

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