こんにちは。
吉野真由美(よしのまゆみ)です。
前回記事では、出会いを一生物する
コミュニケーションの基礎を学んでいただきました。
では、早速本題に入っていきましょう。
まだ前回記事を読んでないという方は、
一度読んでから、こちらのページに戻ってきてくださいね。
会った後に行うべきコミュニケーション
出会った後に行う最適なソフトコミュニケーションの方法。
それは、
- ハガキ
- Eメール
のどちらかです。
この理由は実例を見た方がわかりやすいので、
私の実例を参考に確認してみましょう。
ハガキでのコミュニケーションとは?
過去に私は、ハガキを出すことで、
ずいぶん成功体験をしてきました。
私が新人営業だったころ、面談し、交渉した後、
なかなか電話をしてもお忙しくてお話できないN証券の部長あてに、
ハガキを書いた時のことです。
何と、ハガキを受け取ったN証券の部長は、
ハガキを出すことのマメさ、律儀さを高く評価してくださり、
結果としてご契約を結んでくださったのです。
他にも、成功体験はありますが、
ハガキの有効さは、非常に大きいと感じます。
どのようなハガキを用意すべきか?
「私はハガキではなく、文字をたくさん書きたいので手紙を出そう!」
と思われるかもしれませんが、私はハガキを勧めます。
なぜなら、開ける手間なく、瞬時に目を通すことができますからね。
また、仕事で使うとはいえ、
多少は自分の趣味も匂うようなハガキであってもかまいません。
私は、常にちょっと上品な絵や写真のついたハガキを用意しましたし、
旅行先や出張先で、「いいな〜」と思ったものを購入し、
後に出会う方のために用意していたものです。
その際は、相手に少しでも美しいものを見ていただき、
「心豊かな時間を過ごしていただければ!」という気持ちや配慮も忘れませんでした。
こうした配慮は、意外にも自然と伝わるもので
「素敵なハガキをどうもありがとう」などと、返事をいただけることもありました。
この方との出会いは、一生物へと繋がったというのは言うまでもありません。
どのような文面を書くべきか?
さてハガキの文面は、簡潔でかまいません。
ただ、売り込みに終わらず、相手の言葉に感銘を受けたことや、
先方のより良い未来や発展を祈る気持ちが込められていることが大切です。
私は、このような文面を書いて喜ばれました。
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〇〇会社 部署名、役職名、○○○○さま
先日は、~~の件でお時間をいただきましてどうもありがとうございました。
〇〇さまがおっしゃった、「~~~」という言葉にたいへん感銘を受けました。
わたくしXXはまだまだ勉強中の身ですが、△△にむけて、努力して参りたいと思います。
今後ともご指導、ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
〇〇さまの、ますますのご活躍、ご発展に少しでもお役に立てましたら幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
XX株式会社 XX事業部 XX担当 ○○○○子(フルネーム)
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Eメールは出張の多い有力者へ
では、Eメールはどうでしょうか?
私はあえて、本当に忙しく、全国もしくは世界を飛び回って
活躍しているような有力者に送っていました。
というのも、Eメールであれば、時空を超えて、
直接相手に届けることができるからです。
ハガキを企業に送ると、それが届いた後に仕分けされ、
その人のデスクに到着するも、ご本人が出張中などで、
実際目にするのは、数日後、場合によっては一週間以上先になるかもしれません。
端的に、心をこめたメッセージとともに
Eメールを送ることを習慣にすることでビジネスが多いに発展します。
Eメールの例文を紹介
Eメールの場合も簡潔に書きます。
文も短く、改行をしっかり加え、読みやすくします。
例
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〇〇株式会社
〇〇事業部
〇〇長(役職名)
〇〇 〇〇様
お世話になっております。
先日は、~~の件でお時間をいただきましてどうもありがとうございました。
~~について、ご提案書を作らせていただき、
〇月○日○曜日の○時にお持ちいたしますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
〇〇さまの、ますますのご活躍、ご発展に
少しでもお役に立てましたら幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
XX株式会社
XX事業部
XX担当
〇〇 〇子(フルネーム)
連絡先
住所
電話番号
ファックス番号
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時代に適したコミュニケーションを
さて、2回に渡ってお伝えしてきたコミュニケーション方法、いかがだったでしょうか?
明日からできることばかりだったので、
あなたも試したくなったのではないでしょうか?
今回は、ハガキとEメールを紹介しましたが、
恐らく、今後はもっと違った形のコミュニケーション方法が登場してくるはずです。
しかし、ハガキを送るという方法は、驚かれた方も多いと思います。
振り返って考えてみると、IT化が進む現代だからこそ、
「手書きのハガキ」というのは、相手により一層好感を持たれた要因となったと感じます。
このように、今当たり前に使っているツールが、
いつの日か受け手を喜ばせるツールに変わっていることも、あるかもしれませんね。
あなたもぜひ、実践してみてください。
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