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2005年11月07日
本を1冊作る ということ
一冊仕上げた今となっては、
本は、
「書く」、というより
「作る」という表現がふさわしいかと思います。
先々週に、いったん出来上がったと見えた本は・・・
実は、その後、
有力者のアドバイスをいただき、
大~~幅に削り、大~~幅に書き足し、
大変更。
別物として、誕生しなおしました!
そして、これでよかったと思います。。
つくづく・・・
出版社を説得し、
納得してもらい、
先週の私は、書きまくってました。
タクシーの中、新幹線の中、早朝のホテルで、駅のドトールにて・・・
突然、集中しては、
いっきに書く、そして、メールで送信する・・・
その連続でした。。
今回、書き足したのは、
大学時代のチアリーダー部での、人間関係の学びや、
保険会社でいかにして、新人からいきなり、トップになったか、
などの部分です。
3時間で18ページ書く、という習慣あってのことです。
(プロより速いという話もある)
最後の最後まで、打ち合わせし、
喧々諤々やってました。
プロのアドバイスをいただきながら、
とことん自分が納得いくものを書く、作る、
それしかないと感じました。
1冊仕上げた今の状態で、
「2冊目、3冊目には、あれ書きたい!これも書きたい!」
っていっている
私のキャパには、
正直、出版社も驚くやら、
褒めるやら・・・
「普通は、1冊書き上げると、
スッカラカンになってしまって
次のことなんて言わないものですよ・・・、驚きます。。」
なんてね。。
でも、書けば書くほど、
書きたいことが湧いてくる私としては、
今回書いたことは、まだ自分の8分の1くらい?
って感じです。
書くことが刺激になって、
いろんなエピソードや、ストーリーがどんどん湧いてきます。
次作がまた、自分でも楽しみでもあります。。
印象に残る本、人に感銘を与える本の作り方で、
今回勉強になったことがありました。
人って、
どんなにすばらしくっても、
箇条書きになったヒントや、アドバイスって、
全然覚えてないものなんですね。
(自分の経験からもそう・・・)
しかし、
エピソード仕立てになっていたり、
感動モノのストーリーだったものは、
永く、深く、記憶に残ります。
これっていうのは、右脳に入るからみたいです。
自分を例にとってもそうでした。
佐藤英郎先生の本で、
「気づく人、気づかぬ人」っていうのがあるのですが、
この本は、大きく分けて、2部構成になっています。
最初に佐藤先生の体験談がずっしりと出てきて、
そのあとは、確か、ノウハウとかそういうのが・・・
私は、この本を2回読んだはずなのですが、
覚えているのは、すべて、前半の体験談のみ・・・
前半の体験談で感動し、
先生に対し尊敬の念を抱きました。
後半も、きっと良いことが書いてあったと思うのですが、
申し訳ないことに、何一つ思い出せないのです・・・
この自分の例でよ~くわかりました。
シロウトの読書というものは、
エピソード、ストーリーがしみこむのだ、と。
そうでない、
箇条書きになっている良いことは、
一瞬左脳で受け取ったとしても
時間とともに、どんどん消えていく・・・
イメージ、印象、感動・・・そして、永く記憶される・・・
そんな右脳にうったえ、
人の思いに深く入り込み、
勇気付け、良い影響をあたえられる本を作りたい!
と
心から思うのでした。。
また、書くぞ~!!
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投稿者 : 22:21