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2006年07月23日
「女の出世」論
私は、「営業の個人授業」
というサービスを
やっています。
毎回、
いろんな人から、
さまざまな相談をしてくださります。
これは、毎月電話による
４０分のコンサルティングです。
(詳しく知りたい方は、こちらを↓）
で、最近感じるのは、
女性メンバーから、
「出世するための会社での振舞い方法」
というのを尋ねられることが多くなった、
ということです。
まだまだ会社っていうところは
ニッポンの男社会である、
という認識を
私ももっています。
その中で、
得たいものを得ながら、
しなやかに、生き残っていくには
やはり、スキル、
というものが必要です。
女性も
リーダーや、マネージャー、部長、
支店長クラスまでは
がんばれば、なることは充分可能ですよ。
（特に、結婚や育児に没頭、という道を
選ばなかった女性の場合は。）
たしかに、
女性の管理職は激増してきました。
が、本日私が話題にしているのは
その上のランクにいくには
どうしたらいいのか？
っていうことなのです。
会社幹部や、役員、
経営者として会社をまかされるクラスまで
女性も出世する女性とは、
どんな女性か？
ということです。
私は、社会に出て、
相当長いです。
１０年以上、いろんなケースを見てきました。
で、
ニッポンの男社会で、出世し
生き残っていくスーパーな女性には
ある一定の特徴があるのが
見えてきました。
私が以前いた大手生命保険会社を
例にあげたいと思います。
当時４０歳前後で、
そのあと、めきめき出世し、
階段を登り詰めた女性（営業管理職）がいました。
収入も相当なものだったと思います。
で、彼女は、どんな人だったか？と言うと、
ブリッコとはいいませんが、
かわいげのある女性でした。
数字をしっかりあげる人でしたが、
決して、男性諸氏を尻にひかず、
一歩さがって、立てるところがあった人、です。
女同士になると、
結構ズバズバ本音を言う人でしたが、
あきらかに、
男性にたいする関わり方を
工夫していました。
刺激的な話には迎合せず、
「えぇ～？コワ～ぃ！」
などと、言って
さりげなくかわしているのを
何度も見たことがあります。
で、当時の生保には、
出世する女性はいっぱいいましたが、
最後に一番勝ち残ったのは、
彼女でした。
結局、一番頭がよかったのだと思います。
女の出世、ということを考えるたびに
頭にうかぶのはこの人のことです。
なぜ彼女がそこまでビッグになれたか、
考えてみました。
理由は、
男の人が、
いっしょにいて心地よい女性だったから、
ということになります。
トップの男性陣が、
この人をもっと引き上げたい、
この人といっしょに仕事をしたい、
この人に多くをまかせたい、と思い、
その女性をメキメキ出世させたのでした。
いえいえ
別に私は、男性に媚を売って、女も出世しろ
とは言っているのではありません。
が、仕事の現場において、
トップの男性を味方につけた方が良い、と
考えるのであれば、
彼女の生き方を見習ってみる、
というのもひとつだ、
ということです。
彼女の立ち居振る舞い、行動に一環していたのは、
下記の３つでした。
１、男の人の「力の欲求」を満たすように行動する。
（立てる、といったらわかりやすいでしょうか。）
２、数字はもちろん大事なので、
しっかり達成する。
が、ナンバーワンを貫くわけではありませんでした。
３、見た目が上品。
服装も派手ではなく、あくまで上品、上質。
そして、常に、
さりげない笑顔をたやさない人でした。
逆に、多くの女性管理職を見る中で、
一時よくても、それが一瞬の輝きで終わる人も
見てきました。
そういう人は、上記の逆をやってました。
１、自己主張が強く、自分本位。
まず、男性トップの「力の欲求」を満たすことはしない。
（立てない、という意味）
２、数字はナンバーワンを貫く、もしくは
恥ずかしい数字。
３、見た目が下品。
ちょっと稼いで服装は派手、華美。
眉間にシワをよせることが多い。
このような状況がしばらく続くと、
下が持ち上げない、
上がひっぱりあげない、
ということが続き、
日の目を見なくなる人もいた、ということです。
親を選べないのと同じように、
職場の上司は選べませんし、
会社の状況も変えられません。
が、
自分の振る舞い方を少し変えるだけで、
自分の待遇も、状況も、出世も、
実は、かなりコントロールできる、
という話です。
ちょっとの工夫で、
大躍進も夢じゃない？！
ポイントは、彼女にならって、上記の３つ！
よかったら、試してみてください。。
投稿者 : 13:18
