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2006年08月06日
亀田興毅選手の世界チャンピオン
寸差の判定勝ちではあったけれど
本当に勝ってよかったなぁ!と、
つくづく、
感動させられました。。
世界チャンピオンなんて、
本当にスゴイですよねぇ~
日本、しかも大阪から
そういう人が出た、ってことに
私は、感激です!
今でも、そのシーンを思い出すと泣けそうです。
(私は、
サンデージャポンでハイライトシーンを
見ただけなんですけど)
今まで1度も見せたことのない、
亀田選手にとっては、
相当な死闘でしたよね。
1ラウンド目に、ダウンしたことや
寸差の判定勝ちであったということなどが、
とりあげられ、
いろいろ批評、非難する人は
多いですけど、
どんなに差が小さくとも、どんなに微妙であろうと、
勝ちは、勝ちだし、負けは、負け。
はっきりデジタルに、結果が出る。
世界チャンピオンは、世界チャンピオンだ!
と
心の底からエールを送りたい気分です。
私は営業の仕事が長いのだけど、
この辺は、
営業と、スポーツ、
非常に似てると思うの。
目標が4件だったら、
3.99でも、負けだし、
4.01は、勝ちで、達成。
目標が10件だったら、
9.98件で終わっても、負け。
10.00件であっても、勝ちで、達成。
1位を目指していたのであれば、
どんなにがんばったといっても、
2位は、2位で、達成ならず、負け、です。
達成してこそ、華だし、
感動、納得、自分の努力が実感できる。
正直いって、
努力、成果も、きっぱりデジタルに評価される、
この辺がつらいところ。
亀田3兄弟がテレビに出てきてから、
私は、生まれて初めて、
ボクシングを見るようになったの。
で、試合を見ながらいつも思うことがある。
それは、
「う~ん、亀田興毅のボクシングは、
私の、クロージングにそっくりだっ!」
ということ。
私は、いつも営業の現場で、
強烈なクロージングをしてきました。
毎回、相当な死闘がくりひろげられたのです。
そして、
最終的には、
お客様を、「契約」、という「より良いご決断」
に
確実にお導きすることで「勝って」きました。
「クロージングは戦いだ!」と思ってきました。
クロージングは、「言葉の格闘技だ!」と。
本当に、
クロージングに入ると、
頭の中に、リングが見え、
ロッキーの曲が流れるの。。
引き分けなしの、一本勝負や・・・
かなりの死闘が待ち受けてるやろけど、
逃げたらあかん・・・、
と思ってやってました。
誰がなんと言おうと、この考えは変わりません。
何と戦うのか・・・?
それは、お客様のネガと戦うのです。
お客様の心の中のネガを
完膚なきまでに、叩きのめさないと、
絶対に契約にはならない、
そう思ってました。
例の試合、12Rの途中、
亀田選手が、やっつけても、やっつけても、
相手の選手は、なかなかダウンしないのです。。
これを見たとき、
「う~ん、こういうお客様、
いるよねぇ~
強靭なネガ、しぶとい激ネガな人・・・」
って、
思ってしまいました(笑)。
でも、それより、
すばらしいなぁ!、と思ったのは、
判定で、世界一が決まった直後に
マイクが向けられて、
亀田選手が、自分の父親に対する
感謝を伝えたこと!
「親父のボクシングが、
世界に通用するということを、証明できてよかった!」
と、
開口一番に言ったのです。
「お父さん、育ててくれて、ありがとうございます!」
「お母さん、僕を生んでくれてありがとう!」と。
人間、究極のシーンや、
考える時間を与えられない場では、
ホンネしか出ないものです。
勝利の直後に、
親への感謝を言葉にして
きちんと言う、っていうことは、
常日頃から、本気でそう思っている
ということなのだと思う。
それにしても、
あのお父さん、厳しいよねぇ~
練習風景がよくテレビに映るけど、
本番より厳しいくらいの練習を日々しているからこそ
強くなるんだなぁ、などと感じます。
試合中も、ラウンドの途中
イスに座る時があるじゃないですか。
そのときも、
ビンタですもんねぇ。。合計9発。
気合を入れてるのでしょうが、
なかなかできることではありません。
あれだけの厳しさがあって、
しかし、結果的に息子を勝利に導き
かつ、
息子から
固い尊敬や、愛情、感謝を得ることができる、
そういう、
親としてのあり方のすばらしさを感じました。
そして、私は、
自分の子育てを少々反省したのでした。
(うちは、女の子を育ててるんですが)
子供の中途半端な努力に対しても、
「よくがんばったねぇ~」などと、
耳障りの良い言葉を発する・・・
これって、
表面的に人間関係を優先しているだけじゃないのか・・・
お金を使った
素敵な贅沢をたくさん経験させる・・・
これで、本当に
子供を成功に導いているんだろうか・・・と。
それでも、
相手が良かったらしく、
子供たちは、
親に感謝する、自主的な努力家に育っていると思いますが。
親としての真の愛情表現、
あり方って、
いったいなんだんだろうか・・・
などと、別の視点から考えさせられた試合でした。
亀田3兄弟に対しては、
批判や、酷評、意見も多いですが、
私は、究極のところ、
家族愛がベースになっていて
すばらしいと思うの。
今、世の中の多くの人が
求めているものを、
試合&そのストーリーで
亀田さんファミリーは、与えていると
思います。
だいぶ前に、
人気と話題をかっさらった
お相撲の兄弟や、家族関係とは
大違いだと感じます。
亀田3兄弟は、
これからも
もっともっと練習をつんで、
ますます強くなって、
家族愛の絆の勝利をみせつけてほしいと思います。
また、圧勝 KO勝ちの亀田興毅を
私は、見てみたいよっ!
そして、勇気と励ましを得て、
家族愛の大切さを感じたいです。
投稿者 : 13:08




















