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2005年07月23日
★コメント力★
夕方、なにげなくつけたTVに、
斎藤孝さんが出ていて、「コメント力」
について
お話されてました。
私も、日々、「コメント」するときは、よ~く注意して、
観察するどく、
しかも、善意で、
相手に良い影響をあたえるような
コメントを意識するようにしています。
斎藤さんおっしゃるには、
「社会に出てからの判断基準は、
コメント力である!」ということ。
つまり、
自分のコメントによって、
自分が人から、
見極められている、ってことですね。
相手からの投げかけに対して、
「なぁ~るほどっ!そういう見方もあったのかぁ~!新鮮だなぁ~!」
と思われるようなコメントをすると、
ポイント高くて、客観的に、高い評価を得る。
逆に、自分のコメントによって、
「・・・しょ~もなぁ!感性のにぶい人。。
本当に この人と組んで仕事していいのかなぁ~」みたいな
印象を残すと、
自分の評価までをも下げてしまう・・・
だから、自分の発するコメントは、よく意識しておこなおう、ってことです。
ちなみに、このTVでは、悪いコメントの例としては、
質問に対して、
「わかりません」、「知りません」、
「まだ決めてません」
「どちらでもいいです」、
などを上げていました。
また、
ほめるコメントとしての悪い例は、
「すごいですね」、「綺麗ですね」、「すばらしいですね」
を
あげていました。
平凡だからです。
それを言っても、言われても、当たり前すぎて、
「だからぁ~何?」って感じだからですよね。
まだ、誰も、人が言っていないような言葉を使って、
コメントすることを
推奨してられました。
確かに、そういうコメントは新鮮です。
コメディアンの「欽ちゃん」も、同じことを言ってられました。
「30人がコメントしても、まだ誰も言ってない、
31人目のコメントを、最初からすること!
」と。
確かに、自分の言葉で、自分が評価される、
ってことは
よくあります。
なぜなら、
自分の観察力、自分の受け止め方、
基本的な考え方や人生観までが
すべて、自分のコメントに出てしまうからなんですよね・・・
つくづく、自分の言葉、コメントは、注意してい言わないといけない、
って思います。
じゃぁ、どうやったら、コメント力はつくのか、ってことなんですが、
斎藤さんは、
コメント力は、天性のものではなく、「スキルだ!努力で身につく!」
っておっしゃってましたが、私も同感です。
ちなみに、コメントする上で、
私が、大切に考えているのは、観察力です。
今まで、誰も、そこまで じ~~~っと見たことがないよ、っていうほど、
その事象を、自分の素直な目で、集中して、
つくづく見つめることにしています。
まず、現場で起こっていることをよ~く見ることから始めます。
自分の先入観とか、比較対照を持たないで、自然体で見ていると、
自然に、言葉になって、コメントが浮かんできます・・・
それは、言葉のうまい、下手ではなくって、
リアルなコメントになって出てくるんです。
言われたほうも、
「よくそこまで、見ていてくれましたね!私もそれを大事にしているんです!
」
みたな・・・
観察もしないで、言葉から先に出そうを思うと、失敗しますし、
たとえ実際言葉にしたとしても、無理があります。
「本当にそう思ってんのぉ~???」
って
言われてしまいます。
「なるほどねぇ~」って言われるコメントをするためには、
観察・・・
しかも、いろんな方向からライトをあてて、観察すること、だと思うのです。
五感を思いっきり働かせて、
全身で、まずは感じてみること、
そこから、生まれてくる言葉こそが、コメントであり、
言われた人が納得する、新鮮な言葉なんじゃないかなぁ、と思います。
そして、基本は、やっぱり、最初に書いたとおり、
善意ってことかなぁ・・・
相手に善意をもって、しかも、
「さらに よくなってもらいたい!良い影響を与えたい!」
っていう気持ちで発するコメントは、
力強くて、相手にとって、一生忘れられないものになるでしょう。。
投稿者 : 22:31