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2005年08月17日

宝塚歌劇と、阪急の経営

新幹線に乗るまでのわずかな時間をみつくろって、
宝塚歌劇を見てきました。
 
宝塚のすごいところは、本当に20年、 30年たっても
全然かわってないところ。
そして、今もお客様大入り満員!
2F席の上の方までびっしりでした。
少女漫画を地でいく、
ド派手さと、乙女チックな、超独自性のある舞台です。
 
20年くらい前、
月組トップスターが、大地真央と黒木瞳で、
「風と共にさりぬ」をやったとき、私はおおいにはまり、
通いまくったのでした。
 
そのころと、今、何もかわっていない!
微妙にかわったのは、 男役の舞台化粧の仕方が
以前は、目の上、青系だったのが、茶系になったくらい。
そして、ストーリーの内容が、
結婚する前に愛し合うなど、若干、若い子向けになったかな?
ということくらい。
 
20年前、
2F席の上の方は、C席といって、500円でガラガラでした。
その後、経営方針がかわり、
同じその場所は、B席となり、3500円に。
また、
1Fの前の方は、S席で、5500円くらいでしたが、
今は、SS席で10000円以上するお値段に。
つまり、
おもいっきり値上げをしたけど、
かえって、人気が増した、ということ。
 
また、隣接していた宝塚ファミリーランド(遊園地)は、
バッタリ切り捨て、廃園にし、
今度、その後地には、関学の小学校が建つ予定とか。
 
阪急って、なかなか思い切った経営をするんだなぁ~と感心!
(宝塚は阪急の経営なのです)
 
宝塚の舞台のような、 独自性のある
「変えない」と決めた部分は、絶対に変えない。
しかし、
赤字部分は、断固切り捨てる。
儲かってる部分は、大幅値上げをして、もっと流行らせる。
 
さすが、阪急だ!!
 
 
あと、知ってましたか?
宝塚歌劇は、なぜ、女性ばっかりで演じるのか?
 
創設者、小林一三さんの
「本当に女性が求めている男性像は、女性が一番良く知っている。
だから、女性に男を演じさせる」
っていう考えから、きているのです。
 
男の人って、こうであってほしい!
こんな男性がいたら、惚れちゃう!
こんな人に出会って、恋に落ちたい!
って、女性が思う男性像を、みごとに演じて、人気なのです。
だから、夢の世界なのね・・・
 
そういう意味では、やっぱり、宝塚の男役は、私が見ても、
ものすごく魅力的っ!!
 
今回演じてくれた「和央ようか」さんや、「大和悠河」さん、
すばらしく素敵でしたっ!
特に、立ち姿!
登場するときの振り向き加減や、姿勢のよさ、
踊りのポーズの決め方が、 最高に美しかったです。
 
 
さて、意外な気づき!
 
宝塚にハマる女性たちって、 男役のトップスターに
魅了されて、通いつめるわけ・・・
この人たちって、
女が演じる、架空の夢の男性像に恋をしている人たちなわけ。
 
これって、最近、
「萌え~」とかいって、
コンピュータグラフィックスの架空の少女像や、 作られたアイドルにはまる
オタクの男性たちと、そっくりなのでは?
 
どちらも、空想の世界であって、絶対に現実になりえない。
その世界に思いをよせれば、
現実の男女には、目がいかなくなるよね・・・
 
昔から、宝塚ファンの女の子たちが、
なかなかお嫁にいかないでいるのをたくさん見てきたけれども、
その理由がひもとけましたっ!
 
これから結婚したい未婚の女性は、宝塚にいくべからず!!
と、私は真剣に思うのでした。。

投稿者  : 08:15

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