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2005年09月02日
効くキャッチコピー①
私は本屋さんに立ち寄るのが好き。
おもしろそうなビジネス書を見つけるのもいいんだけど、
それより、
キャッチコピーのセンスを磨くのに役立つのだ!
だって、本って、
著者が考えた内容を文章にするわけだけど、
売れなきゃ意味ないでしょ。
だから、編集者や、出版関係者が、よってたかって、
タイトルや帯の文言を工夫してつけてるわけ。
だから、本屋さんにいけば、
人が一生懸命考えて作った
キャッチコピーのオンパレード。
もちろんセンスの良いもの、悪いもの、
いろいろあると思う。
で、
どんなキャッチコピーだったら、
この私の目を引くかしら、目に留まるかしら、
私に、手にとらせるかしら・・・って、
自分を実験台にして、研究するの。
やっぱり中谷彰宏先生はスゴイ!
先日、本屋で、ナイスなタイトルをみつけた!
「3分でオーラが出た!」
って本です。
普通だったら、
「3分でオーラが出る!」
ってつけるじゃないですか。
でも、出た!って過去形にしたところが、うまいと思うの。
出る!、っていうと、
へぇ~、本当?!?!
って思うけど、
出た!っていうと、
へぇ~、
出た人いるんだぁ~、って感じで、
より、信憑性が増すのです!
これは、佐藤富雄先生が言っていた理論と同じ。
ドクター佐藤曰く、
「自分で良い将来をイメージして、声に出して、唱えるときは、
過去形にして、言いなさい。」と。
たとえば、
将来、日本を代表するピアニストになりたい、という人だったら、
「私は、日本を代表するピアニストになれました!
どうもありがとうございます。」という具合に。
過去形にした方が、脳がより強く、
そうなんだ!と理解し、
そのように、自分をもっていく力が働く、というのです。
これと同じで、人は、
できる!より、できた!
なれる!より、なれた!
のように、
過去形のメッセージに、
より強く反応する、ってこと。
セールストークなどでも、そうですよね。
「このサプリメントで、
お肌がつやつやになります!」
っていうより、
「このサプリメントで、
お肌がつやつやになった!」
っていうほうが、
より、具体的で、強いメッセージになる。
これは使えるかも!
投稿者 : 08:21