女性起業家・吉野真由美の営業パワーアップ塾 励まし系

義援金

保険営業専門 保険営業専門
テレアポ・プレゼン プレゼン話し方検定 テレアポ検定

« 効くキャッチコピー① | メイン | 土井さんのセミナー »

2005年09月03日

効くキャッチコピー②

キャッチコピーの本質って、
「共感」 なんだなぁ~って
思い知ったコピーを一つ。
 
ただいま、放映中の
映画「奥さまは魔女」の、
テレビでの予告CMでのコピー、
「このままの私を愛してほしい」
です。
松田聖子さんの 
べちゃっと甘い歌声といっしょに、
このコピーがうかぶのです。
 
世の中の人々は、
みんな自分に対し、自信満々ってわけじゃないから、
もっとこうだったらいいのに・・・
こんな私じゃダメかも・・・って、
微妙に自信なさげに生きている、っていうのが本当のところ。
 
愛に対しては、ますますそうですよね。
私はすばらしくって、愛されている! って
自信をもっていえる人は多くないでしょう。
 
逆に、もっと自分がこうだったら愛されるのに・・・
自分がかわりたいけど、なかなか変われない・・
って思っている人が多いことでしょう。
 
そこにきて、このコピー「このままの私を愛してほしい」です。
こんな私でもいいんだぁ!
誰か、このままの私を愛してっ! っていう
人々の声を代弁していますねっ!
 
結構、これは、多くの人の目を引いたと思う。
大勢の人の、心の声を反映したとき、
そのコピーは、人をひきつけ、目を釘付けにし、
そして、それ自体を 少し好きにさせるのだと思う。
 
これは、
テレビでの予告CMのためのコピーみたい。
だって、映画会社ソニーピクチャーズの方には、
このコピーは出てこないから。
 
映画会社の方には、
「愛という、永遠の魔法」
「魔女を演じる女優は本当の魔女だったのです」
っていうコピーが出ています。
 
こっちの方は、
「だからぁ?」、「で・・・何?」って感じですよね・・・
 
 
「共感」って
人の興味をひきつけ、人を動かす基本だな・・ と
思いました。
共感とは、もともと女性が強く反応するもの。
でも、最近では、男性も女性化している人が多いから、
通用すると思う。
 
共感って、いうのは、 具体的には
人が、
「・・・だよねぇ~」、 「そうですよねぇ~」っと
思わず言っちゃうようなこと。
関西弁だと、「・・せやなぁ~」 かな。
 
 
私も いちセールスとして、お客様に毎日会っていたころ、
工夫といえば、
お客様から、いかにして、
「そうですよねぇ~」という反応をたくさんいただくか、
ってことでした。
お客様の口からこの言葉が出始めたとき、
間違いなく契約に近づいているのでした。
 
お客様の心の声を代弁して、
「そうそう!まったくそのとおり!
私もそれが言いたかったの!
あなた、私のこと、よくわかってくれているわね!」って感じになって、
お客様が、
「そうですよねぇ~」 を連発するようになっていったら、
100%契約が取れたのでした。
 
「共感が人を動かす!」、
が今日のテーマでした。
 
また、共感、一体感を築くためには、
相手が普段、心の中で話している言葉(内言語の言葉) で
キャッチコピーや、セールストークを作ることが大事と思います。

投稿者  : 11:13

▲このページの上部へ

Copyright 2011 Mayumi Yoshino All Rights Reserved.