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2005年09月05日

情報化社会のアポ取り

先日、私のところに、
あるネットワークビジネスの人から電話がありました。
私にとっては、誰だかわからない人です。
 
私にアポをとろうとしているようです。
で、今からお話する、これは、悪い例なんですけどね。。
 
突然、
知らない人から電話がかかってきて、
「私、セミナーでお会いしたことのある○○です。
XXをつかった、XXに良いサプリメントのビジネスを始めました。
あなたの健康作りにもきっと役に立てると思うので、
ぜひ、1度ご紹介させていただきたいのです。
来週の木か金に、食事でもどうですか?」というのです。
 
セミナーでお会いしたことがある、といわれれば、
面識はあるのですから、
邪険な対応をしては失礼です。
また、私自身、電話で人から横柄にされると、いやなので、
自分がいやなことは、絶対、人にはしない。
私は丁寧な対応を心がけました。
 
でも、私は、なぜ、よく知らない人から、商品の説明を聞くために、
食事をしなければならないのか???
 
私はゆっくり座って食事を取れることは少ないので、
せめて、食事をとるときは、
本当に親しい人と、ゆっくり楽しくいただきたいのです。
私にとって、食事というのは、もっとも高いハードルなのです。
 
私は、この電話で、
話を聞いてもいいが、食事は断ろう、と思いました。
 
「・・・あ・・来週は、出張で地方なので、無理なんです。」(本当の話)
「じゃぁ、土日は?」
「・・・土日・・子供との約束があるので・・・」(これも本当)
「じゃぁ、再来週は?」
・・・・
 
どこまで続くのかしら?
こんなふうに時間で相手をおいつめていくよりもっと、
良いアポ取りの方法があることを教えてあげたい!と思いました。
 
で、いいました。
「ごめんなさい。本当に忙しいんです。
どんなものなのか、
先に、資料か何か送っていただけますか。
そしてまた、ご連絡をください。」と。
 
するとその人は、
「ちょっと待ってください。」と言い、
電話の口もふさがないまま、
そばにいた誰かに、
「何か、資料送ってくれって言ってるんだけど、
どうしたらいい?」と、聞いているのです。
 
そして、その電話をかけさせていたらしい人が、
電話に出てきました。
それは私がよく知っている人でした。
「ごめんね~!
まだ新人なんだよ。で、資料はどこに送ったらいい?」
 
「私、出張が多くて、自宅に送ってもらったんじゃぁ、
タイムリーに見れないから、メールで送ってもらえるかしら?」
って言いました。
本当に、郵便物は見る時間がないし、家にたまって困るのです。
メールでの資料送付を希望していました。
すると、
「う~ん、それはちょっと・・・・。宿題にさせてください!」と。
 
で、結局、それっきり、一切の連絡はありません。
 
 
これで、思い知ったこと。
 
なぜ、この方々は、
最初から「食事」という、 もっとも高いハードルを越えさせようとするのか?
 
もっと小さなハードルをたくさん用意して、
それをひとつずつ越えさせて、
いくつか越えることができた時点で、
食事でもいいから、実際のアポ取りにとつなげればいいのに!
 
いくつかのハードルを越える、
そこに、数回のコミュニケーションが発生する。
常に、セールス側は、クイックレスポンスで、親切に対応する。
 
そんなふうにコミュニケーションの回数と密度、
言って見れば、
軽い接触が多いほど、
人は親密になり、信頼関係が少しずつできてくる、
というもの。
 
最初から、でかいハードルを越えさせようとしても無理。
小さな、ハードルをたくさん用意しておいて、
共同作業でそれを越えながら、
そこに、コミュニケーションを発生させ、
上質な接触を数回くりかえし、
信頼関係がある一定以上になったら、
そこでやっと、アポを取る、 というのが
現代のアポ取りだと思うのです。
 
私の営業組織でも、 1回の電話でアポが取れることは
ほとんど皆無になりましたもん。
数回以上のコミュニケーションをしてから、です。
 
 
直接会って話すことが、一番大きなコミュニケーション。
食事しながら話すことは、一番仲良くなれる方法。
もちろん、効果的。
しかし、重いし、なかなか いきなり そうはいかない。
 
じゃぁ、簡単です。
もっとライトなコミュニケーションを
自分から仕掛けてたくさん用意する、ってこと。
電話、ハガキ、PCメール、携帯メール、
いろいろありますね。
複数のこれらのライトタッチなコミュニケーションを経て、
少しずつ高いハードルに向かえばいいのです。
 
大きなハードルに向かって、
小さな階段を用意してあげる、
これが、情報化社会のアポ取りでしょう。
飛行機や新幹線の中で、こんなお弁当を食べることが
自分にとっての贅沢だったりします・・・
これは、最近ヒットの「空弁」!
銀座、「寿司岩」のあなご寿司がギッシリ!
あなごも タレべとべとではなく、白焼きで、
すみから隅まで、びっしりのってて、おいしかった!

投稿者  : 08:25

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