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2005年10月18日

小学生からスピーチ練習

週末、子供が宿題を手伝ってくれ、
というので、何かと思ったら、
「ブックレポートの聞き役になって!」、
といって、ストップウォッチを渡されました。
 
「どうしたの、これ?」というと、
「学校で配られたの」と。
 
3センチくらいの分厚い本を1冊よんで、
2分30秒で、 ブックレポートができるように
してくる、というのが宿題でした。
 
「話せなくて、
1分とかで終わっちゃったら、
パスできなくって、やり直しだから。
進級がかかってるんだ。」
と、結構なきびしさもある。
 
どんなふうにやるの?と聞くと、
「まず、本のタイトルなどを紹介し、
あらすじを話し、
登場人物の個性について話し、
そして、自分がどう感じたか、
何に気づいたか、を話すの。」と。
 
「なんで2分半なの?」
と聞くと、
「それくらいの時間にまとめて、
話せるようにしておかないと、
長い話は人が聞いてくれないんだって。」との答え。
 
う~ん、話が膨張して、 長くなりがちな大人には
耳が痛い。。
 
長時間、いろいろ話したい場合には、
くわしくエピソードを話したり、
エピソードの例を増やす、 ことで調整すると
習ったそうです。
基本は、
1つの話題、1つの盛り上がりに
2分半で、練習する、
これが、スピーチ練習の基本だそうです。
 
なお、
近々、スピーチコンテストが開かれるので、
その準備をかねて、
こういったレッスンを重ねていくそうです。
 
で、やってもらいました、
ストップウォッチを使って。
 
いちおう、私はプロスピーカーだから、
見るべきところは、しっかり見ます。
 
先日から登場している
メラビアンの法則って、当たってるんだな・・・
っていうのが実感!!
 
(人は、話の内容よりも、
ビジュアルの方が、よほど、印象に残る、というやつ。
話の内容7%、話し方38%、見た目55%でした。)
 
話の内容は、そこそこ悪くはないけど、
目線が、空中をうろうろしたり、
本に視線をおとしている時間が長い、
これは致命的だと感じました。
 
そこで、
「もっと聞いている人の顔をみながら話そうよ。
本を見たり、空中を見たりする時間は
少なければ、少ないほどいいよ。
9割は、聞いている人の顔を見るのがいいと思う。
それから気に入ったエピソードをもう1つ入れよう。
そうすれば、時間ぴったりになると思うよ。」 と
いい、
もう1度やってもらいました。
 
すると、内容は、さっきとほとんどかわらないのに、
自信に満ちているように見え、
なかなか見栄えがよくなってきました。
 
たとえ話す内容が悪くなくても、
照れて、本に目線を落としていたり、
空中を目が、うろうろしたり、
していたり、
体をよじったりしながら、話すと、
人は、そんなことばかりが印象に残ります。
 
話しは、聞かれているだけではなく、
話す姿を見られているのだ・・・
ということを、つくづく実感したのでした。
 
なお、
スピーチはやはり、数をこなすこと、なれることが大事、
そうすれば、まず誰でも上手になる、
とその先生は教えているそうです。
小学生のころからスピーチを学べるなんて、
幸せですよねっ!
私たち大人は、ん十歳になってから、
必要に迫られ、やったりすることが多いですから。
 
今からしっかり練習してもらいたいものです。
 
これからの世の中、プレゼンや
人前で表現する技術は、すごく必要になってくると思うので。
 
 
(この学校は、
都内に古くからある
アメリカ人の経営するスクールです。
なお、学年は、小学校3年生にあたります。)
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投稿者  : 11:55

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