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2005年11月22日
恐るべし「竹やぶ理論」!
ディズニーランドの花火が、
バンバン音を立てています。。
それでわかるのです、
「今、8時34分なんだ・・・」、って。
もともと、ディズニーランドのそばに住みたくって、
住んだこの街・・・
数回の引越しも、この街の中でした。
すでに15年間、住み続けていることになります。
いつしか、花火もただの 時報がわりとなりました。
でも、ずっと住んでいたい、と思える街です、ここは。
人にやさしいところです。
春先に、
元アマゾンのカリスマバイヤーの
土井先生から、
私は、耳慣れない言葉を聞きました。
それは、
「竹やぶ理論」
というものでした。
土井さんが、子供のころ、
屏風にかかれた、トラの絵を見て、
おばあちゃんに、
「なぜ、トラは竹やぶの中にいるの?」と聞くと、
おばあちゃんは、
「トラは、竹やぶの中にいる限り、
ライオンにやられないんだよ。」と答える、
というものでした。
私は、そのとき、
この言葉の意味が、全くわかりませんでした。
昨日、ふと、突然、理解でしたのでした。
トラは、竹やぶの中にいるから、「NO.1」である、
ということ。
竹やぶから外に出ると、
そこには、外の世界でNO.1の「ヤツ」がいって、
バッサリやられてしまうかもしれない。。
だから、
トラは、自分の棲みか、
自分がNO.1でいられる
場所から、出て行ってはならない、
っていう理論なんだな・・・って
わかりました。
人は、誰でも、
それまでの、経歴や、キャリアによって、
得意分野っていうのがあります。
どんな人でも、
必ず、なにかしら、これだけは得意!誰にも負けない!、
ってものがあります。
その世界で、生きていきなさい!
自分の得意なことに特価して、仕事をしていきなさい、
ってことなのだと思います。
それこそ、土井先生は、
「ビジネス書が高校時代からの愛読書」、
ということで
10000冊?、いや、もっと多くの本を読んでこられたんだと思います。
そして、
アマゾンのカリスマバイヤーとして、
名を馳せた方です。
だから、これからも、ビジネス書の世界で、生きていく、
ということなのだと思います。
それ以外の世界では、生きていかない、ということでもあるのです。
私でいえば、
「営業の世界」こそが、「竹やぶ」です。
大学卒業時から、ずっと、
ダイレクトセールス(訪問販売)の世界でやってきたのです。
一番の得意は、
誰がどう言おうと、
アポ取りと、プレゼン、クロージング、
そして、その分野での、部下の育成です。
何を売ってもトップになれました。
保険、コンピューター、幼児向け英語教材・・・
訪問販売のマネージャーになってからは、
営業未経験者の女性たちに、
自分の手法を教えて、業績を伸ばしました。
だから、女性の採用と育成のプロです。
営業、アポ取り、プレゼン、クロージング、
セールスのマネージメント、
営業組織の拡大、
女性の採用と育成、
これが、私の「得意分野」・・・
つまり、これが私の「竹やぶ」!
ここから、ノコノコ出ていっては、いけないのです。
その延長線上にいることが、
自分を最大に生かせる、ポイントなのです。。
ふと、ある例を思い出しました。
史上最年少で、東証に上場した
T&Gの社長、野尻さんの話です。
彼は、もともと、社長になろう!と決めていたそうです。
で、最初は、住友海上に入社したそうです。
そこで働くのは3年間と決め、
3年後には、「何か」で起業しようと決めていたそうです。
で、実際、「何」で起業するかは、
全然見当がつかなかったそうです。
しかし、結局、
自分が学生時代から、ずっと得意だったのは、何かな?
って考えたときに、
「そうだ!イベント企画だ!パーティー企画だ!
パーティーで人を喜ばせるのが、最高に好きで得意なんだ!」
って
気づいたそうです。
それで、
現在の、ブライダル・ビジネスに参入された、とのことです。
この話でもわかるように、
人には、それぞれ、
この分野だったら絶対に人には負けない!、
自分が一番、好きで得意!!
って思えることがあります。
「そこ」、もしくは、「その延長線上」で、
仕事をしていく、勝負をしていく、
ことが
成功への最高の近道であり
一番の幸せである、と。。
逆にいえば、
そこから、のこのこ出て行って、
違う場所で、仕事をしようとしたり、勝負をかけるのは、危険、
ということ。。
土井先生の、「竹やぶ理論」
やっとわかってきたのでした。。
あまりにも、
深すぎます・・・
この写真は・・・
本の中に載せる写真の、撮影の風景を撮ったものです。。
実際、どんなふうに撮れてたのかな・・・
それは、本の中でのお楽しみ!
投稿者 : 21:32