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2006年01月06日

寒い冬が思い出させてくれるニューヨーク・・・

今年の冬・・・
本当に寒いですねッ!
 
私は、グアムから帰ってきたから寒いのか・・・、
と思ったらそうではなく、
北極から冷たい空気をのせた気流が
吹き込んでいるため、寒いそうです。
 
観測史上、50年ぶりの寒さだそうです。
 
まだ、あと1週間くらいは、
この寒い気候が続く、とのことです。。
 
しかし!!
寒い、寒い、と言いながら、
気温を聞いて、びっくりしました!
 
東京は、5度もあるんですねっ
 
5度といえば、「寒い」とは、言えない気温ですっ!
 
 
寒い冬は、
私に、
ニューヨークにいた頃を思い出させてくれます。。
 
ニューヨークの緯度は、
日本の北海道の上、稚内と同じくらい、といわれています。
それだけ、緯度が高いところにある都会、
ということです。
 
実際、日本の比ではないくらい、
気候はきびしかったです。
その中で、
都会人のとしての日常生活が
通常通り、営まれます。
 
11月末から3月初旬まで、
本当に、 信じられないくらい凍りつくような
日々が続きます。
 
気温でいえば・・・
1日中、 摂氏0度を絶対に上回ることはない日々が
数ヶ月間続きます。。
 
最悪の場合は、
街中でも、零下20度を記録します。
 
本当に、
「寒い!」というより、「厳しい!」冬なのです。。
 
外に出れば、
頭の、「頭皮が凍りつく」といった感じでしょうか・・・
 
もちろん、雪が降ります。
契約の雪かきの人が、毎朝、登場して、
高層マンション前の雪を始末していきます。
 
自分が保有している家やマンションの前で
人が転んで怪我をすると、
自分の責任になり、 訴訟問題につながるのです。
よって、建物のオーナーは、
必ず、雪かきさんを事前に契約し、
そのリスクを回避するのでした。
 
外出時、
手袋は、当然、必携でした。
当時、私の使っていた手袋は、
外側が皮で、 内側にびっしり うさぎの毛が
ほどこされたものでした。
これなしの外出は考えられませんでした。
 
テレビをつければ、毎日のように、
「この気温は、
体の弱った人だけではなく、
健康な人にとってもたいへん危険です。
みなさん、
無駄な外出は、極力控えてください!
できる限り、室内で暖かくして、お過ごしください。」 と
アナウンスが流れていました。
 
(私のヒアリング力では、そう聞こえました。。)
 
また、
「人間の体温の50%は、
頭部から放出されます。
よって、
どうしても、外出しなければならない場合は、
できるだけ、帽子の着用をお勧めいたします。」
とも、アナウンスされてました。
 
で、私は、
うさぎの毛でできた黒い帽子を購入し、
外出するときは、できるだけそれをかぶってました。。
ちょっとロシアの人みたいで、お気に入りでした。
 
当時、
ジュエリー・メイキング、ジュエリー・ デザインを
学んでいた私は、
毎日、外出する必要があったのでした。
 
 
本当に、毎日、毎日、毎日、続く、
零下から絶対に出ることのない日々・・・
それがニューヨークの冬でした。。
 
その中で、人々は、
クリスマスやお正月を、なんとか楽しくすごし、
厳冬を乗り越えるのでした。
 
ニューヨークの冬のある日、
「今日は暖かいなぁ~!お日様も照ってて最高!」 と
思ったことがありました。
で、
温度計を見たら、3度でした。
 
「わぁ~、3度もあるんだっ!!
今日は、零下を脱出しているじゃない!すごいなぁ!」
と、思ったのを記憶しています。
 
今の、「50年ぶりの寒い冬」 と言われる
5度の東京よりも低温ですよね。
 
でも、さらなる厳しさに慣れた私たちには、
3度ですら、ポッカポカの陽気に感じられたのでした。。
 
 
上を見れば、キリがないし、
下を見ても、キリがない。
 
でも、
すべては、比較の問題!
 
今の状態がどんなに厳しくても、たいへんでも、
それを、ポッカポカと感じることも、
また、可能!
というお話でした。。

投稿者  : 22:01

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