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2006年02月17日

思考の管理=健康管理

自分が今、「思っていること、想像していること」、 は
体にとっては、
実際にそれが、今、「現実に起こっている出来事」
になってしまう、
これを身をもって体験してしまいました。
 
先週、
選択理論心理学の勉強のために、
カウンセリングの演習に取り組んだことを
お話しました。
 
カウンセラーと、相談者(クライアント)の役割を決め、
ロープレ形式で、 カウンセリングの演習を
何十回もする、というスタイルでおこないました。
(相談内容は、新聞の人生相談の記事を使う)
 
で、このとき、
私は、真剣に取り組むあまり、
なんと、
相談者のネガな話題や、発言に、
体が影響を受け、
体調をくずした、というのは、先週ご報告したとおりです。
 
あれからようやく一週間が経過し、
やっと体が復活した、というのが本当のところです。
 
「ネガの持久力」って、一週間なんだ・・・(笑)
 
それを身をもって知りました。
 
さて、なんでこんなおかしなことがおこってしまったのでしょうか???
 
 
今、あなたの目の前に、梅干がある、
っていう状態を想像してみてください。
2個あります。
ふっくら濃いピンクです。
 
どうですか?
 
なぜか微妙に、口の中に唾液がたまってきませんか?
 
これが想像の魔力なんです。
現実には、目の前に梅干なんてありません!
でも、それを想像しただけで、
体にとっては実際にそれが起こってしまったことになってしまうのです。
 
では、もう一つ。
あなたが大勢の人の前で、 スピーチをするのが
苦手なアガリ症の人だとしましょう。
 
さぁ、想像してみてください。
 
目の前に、700名の人が座っています。
あなたの立派なスピーチを今か今かと待っています。
全員がこちらを向いて真剣です。
このスピーチの評価であなたの出世が決まります。
 
どうでしょうか?
 
あなたが本当に人前でスピーチするのが苦手なタイプだったら、
想像しただけで、
心臓がドキドキしてきたのではないでしょうか?
(スピーチが得意な人は、ワクワクしたでしょうけど・・)
 
 
アガリ症じゃない人も多いでしょうから、
もうちょっといきましょう。
 
最近の一番楽しかった好きな人との食事や旅行・・・
プレゼントをもらうシーン。
そのときの言葉やしぐさを思い出して、想像してみてください。
 
どうでしょうか?
それだけで、心がふんわり温かくなって、
顔も笑顔にほころんできたのではないでしょうか?
 
 
では、
今は、経済的に恵まれてはいますが、
3年後、大ピンチが訪れるとします。
家のローンの支払いができるかできないか、
子供の学費や、生活費にも、困るような状態・・・
それを想像してみると、
なんだか、気分がめいって、ドキドキしてきませんか?
 
 
これらのことで何がわかるでしょうか?
 
つまり、
実際に、目の前でその出来事が起こっていなくても、
私たちは、頭の中でそれを想像しただけで、
体にとっては、 実際にそれが起こったことになって
反応してしまう・・・、っていうことなんですね。
 
 
カウンセリングの演習は、とっても勉強になって、
私の選択理論心理学への理解を深めてくれました。
 
が、
そのプロセスは、
まさに、私にとっては、
悪い出来事を想像させ、
体にとっては、
実際それが起こってしまったことになって、
負担をかけてしまったようです。
 
新聞の人生相談の内容を
口に出し、真剣に悩む相談者の話を聞き、
状況をしっかり想像し、
生きていきやすい考え方にお導きする、というプロセスは、
私の体に、
その人生相談の話が、
現実に目の前で起こってしまったのと同じと影響を与えたのです。
 
そもそも、赤の他人の人生相談ですから、
私とは関係ありませんし、
ましてや、他人の過去の話です。
 
でも、たとえ、「他人」の「過去」であっても、
想像してしまえば、
それが自分の体にとっては、
実際に起こってしまったのと同じだけの影響をあたえる、
ってことを、身をもって知りました。
 
これこそが、
「自律神経系は、
人称の区別がつかない。そして、
現在、過去、未来の区別がつかない。」
っていうことなんだと
わかりました。
 
いっしょに演習をしていた、
お医者様も言ってました。
「やはり、告知など、
患者さんにとってダメージなことを発言すると、
自分も相当ダメージをうけて
しばらく落ち込むことがある。」って。
 
だから、
想像力豊かな人は、
気をつけないといけませんねっ!
 
 
今、自分が想像していることは、
体にとっては
実際に起こったことになってしまうのだったら、
これからは、絶対に
悪い想像をすることをやめなければならない!
ということなんです。
 
悔しがったり、
人をうらやんだり、ねたんだり、
うまくいかない状況を考えてしまったり、
後悔したり、
もしかして、と 最悪を想定してみたり、
・・・
そういう悪い思考とは、きっぱり縁を切ることですねっ!
 
良い想像、
楽しい想像、
もっともっとうまくいく想像、
どんどん発展する想像、
思いがけないハッピーが訪れる想像、
人から愛される想像、
・・・・
 
そういう想像をすれば、
実際には、目の前の現実は同じでも、
体にとっては、
その素敵な想像の世界が、
現実に起こってしまったことになる、
っていうことなんです。
 
ストレスっていうのは、
人間は、自分の脳の中で、
悪い想像をすることによって
作り出している部分が多いのかも知れませんね。
 
もっと良い想像、 良い思考の習慣を持つことによって
ストレスや病気からも解放され、
健康な精神と肉体を
手に入れることができるのだと
身をもって気づかされたのでした。

投稿者  : 12:21

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